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アルバセテが香川真司の獲得検討!イニエスタの出身地。テネリフェ、サバデルの3チームから決定か?

香川真司。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

現在2部19位に低迷。スペインの地元メディアが報じる。

 スペイン2部のレアル・サラゴサを10月2日に退団しフリートランスファーになった元日本代表MF香川真司だが、ドイツや中東のクラブからオファーが届くものの、スペイン国内でのプレーにこだわって新たな所属先を探している。そうしたなかスペイン地元メディア『エル・ペリオディコ・デ・アラゴン』はこのほど、スペイン2部のCEサバデル、CDテネリフェ、アルバセテ・バロンピエの3チームが香川獲得に向けて「興味」を持っていると報じた。アルバセテはこれまで報じられてこなかっただけに、新たな選択肢として加わったか。

 記事では、香川がギリシャの名門PAOKテッサロニキから正式オファーを受けたものの、香川サイドはあくまでもスペインでのプレーを希望。PAOKには先週木曜日の段階では、まだ返事をしていなかったそうだ。ヨーロッパリーグにも臨むPAOKは、香川との直接交渉の場を設けたいということだが……。

 一方、スペインからはオファーが届かずにいる。

 これまでにドイツからオファーがあったとされる(他の媒体によると、ハンブルガーSVとされる)。しかし香川はスペインでのプレー続行を熱望、「サバデル、テネリフェ、アルバセテが興味を持っているが、まだその提案を受けていない」ということだ。

 アルバセテは1991年から96年、2003年から05年とトータル5シーズンにわたってプリメーラ(1部)に在籍していたことがあるが、昨季は17位に終わるなど復権を目指している。今季これまでは、1勝1分4敗で22チーム中19位に低迷している。また、ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタはアルバセテの下部組織出身でもある。

 香川には他に、イタリア・セリエBのブレシア・カルチョが興味を示していると言われる。さらにはドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフも獲得を検討したが、チーム内の戦力バランスを考え諦めたことをクラブ首脳も公言している。

 各チームに負傷者が出たり、戦力的に不足したりする部分も見えてきただけに、そろそろ具体的な動きが出てくるか。

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[文:サカノワ編集グループ]