【浦和】マルティノスが今季で退団「皆さんのお陰で、諦めない姿勢を貫き通せた」。スプリント数リーグ5位を記録
浦和のマルティノス。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
今シーズン21試合・4ゴールを記録。
J1リーグの浦和レッズは11月30日、キュラソー代表MFマルティノス(QUENTIN GEORDIE FELIX MARTINUS)が契約満了に伴い2020シーズンをもって退団すると発表した。
マルティノスは1991年3月7日生まれ、キュラソー出身、29歳。183センチ・70キロ。これまでのキャリアは、ヘーレンフェーン(オランダ) ― スパルタ・ロッテルダム(オランダ) ― フェレンツヴァーロシュ(ハンガリー) ― エメン(オランダ) ― ボトシャニ(ルーマニア) ― 横浜F・マリノス ― 浦和レッズ(2018年~)。
今シーズンはJ1リーグ21試合・4ゴール、浦和ではJ1通算48試合・5ゴールを記録。また、今季27節の横浜F・マリノス戦(●2-6)で記録したスプリント数39回は、1試合のチーム最多で、現在リーグ5位となっている。
これまでU-16・U-17・U-18オランダ代表、キュラソー代表を経験している。
マルティノスは次のようにコメントしている。
「この3年間は、私の人生で最も困難な年月で、多くのことが起こりました。しかし、私は自分自身を信じ続けていました。そして、最近は試合にも出場しています。
信念を持ち続けた理由は、ファン・サポーターの皆さんにいいゲームを見せて喜んでもらい、ゴールを届け、闘う闘志を、私の決して諦めない姿勢を見てもらうためでした。
それらを私が貫き通せた最大の理由は、浦和レッズのファン・サポーターの皆さんの存在です。皆さんはいつも私を支えてくれました。だからこそ、ファン・サポーターの皆さんのために諦めることはできませんでした。
この3年間の素晴らしいサポートに感謝します。
皆さんのことは決して忘れません」
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[文:サカノワ編集グループ]