【高校選手権】「歴史を塗り替える」須藤直輝&小川優介、鹿島加入コンビがゴール!昌平が2大会連続ベスト8進出
昌平高校の須藤直輝(1回戦の高川学園戦より)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
1年生の荒井悠汰もカットインからインパクトのある先制弾!創成館に3-0快勝。
[高校サッカー選手権3回戦] 昌平 3-0 創成館/2021年1月3日/浦和駒場スタジアム ※40分ハーフ
全国高校サッカー選手権3回戦、埼玉県代表の昌平が長崎県代表の創成館に3-0の勝利を収めて、ベスト8進出を決めた。
昌平は鹿島アントラーズに須藤直輝と小川優介、アルビレックス新潟に小見洋太、福島ユナイテッドFCに柴圭汰が、それぞれ加入内定しているタレント軍団。彼らのみならず、ベンチを含め粒揃いだ。初戦の高川学園戦、アディショナルタイムに2ゴールを奪って土壇場で追い付きPK戦を制し、そこから勢いを付けて京都橘にも勝ち、この3回戦に臨んだ。
すると前半17分、1年生の荒井悠汰がカットインから左足で豪快にミドルを決めて、昌平が先制に成功。さらに39分に須藤直輝、前半アディショナルタイムの40+2分に小川優介と鹿島内定コンビが揃って今大会初ゴールを決める。
後半は創成館の粘り強い守備もあって追加点を奪うことはできなかった。それでも昌平が試合の主導権を握り続けたまま、3-0の勝利を収めて、前回に続きベスト8進出を果たした。
藤島崇之監督は試合後のフラッシュインタビューで、「昨年はベスト8で敗退して悔しい思いをしました。埼玉スタジアムのピッチに立つチャンスを、今回は生かしたいと思います」と、まずベスト4進出への意欲を示した。一方、須藤も「ここからが本当の勝負。昨年悔しい思いをしただけに、歴史を塗り替えたいと思います」と、改めて気持ちを引き締めていた。
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[文:サカノワ編集グループ]