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契約延長あり得る!長谷部誠の『新年の目標は』?「もう37歳で最も若くはないけど…」

フランクフルトの長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

スタメン復帰後、3試合連続フル出場。フランクフルトは負けなし2連勝。2位レバークーゼンを下す!!

[ブンデスリーガ 14節] フランクフルト 2-1 レバークーゼン/2021年1月2日/コメルツバンク・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが強豪バイアー・レバークーゼンに2-1の逆転勝利を収めて、新年初勝利、年を挟んでのリーグ連勝を果たした。フランクフルトの布陣は3-4-2-1で、長谷部誠はボランチでフル出場、一方、日本代表MF鎌田大地もシャドーで76分までピッチに立ち勝利に貢献した。

 長谷部は前節12月19日のFCアウクスブルク戦、リベロとしてキャプテンマークを巻いてフル出場し、2-0でチームに10試合ぶりの勝利をもたらした。そして今回はボランチで出場。前節まで2位だったレバークーゼン相手に、守備の統率をもたらし、開始9分に失点したものの逆転に成功。シュート数で11本対7本と上回るなど、内容も充実した価値ある勝利を収めた。

 長谷部の試合後のコメントがクラブ公式サイトに掲載されている。ブンデスリーガ最年長37歳になるファイターは、次のように試合を振り返る。

「こうして2021年を勝利でスタートできて、本当に幸先が良いです。少なくとも勝利に値するいいプレーができていました。立ち上がりの10分間はレバークーゼンがプレスをかけてきて少し苦戦しました。しかし先制されたあと、僕たちは勇気と情熱を持って前へ出て行けました。全体的には、素晴らしいパフォーマンスでした」

 また、「今年の目標」を聞かれると、長谷部は次のように笑いをまじえて答えている。

「私はすでに37歳で、もう最も若くはありません。でも、ピッチの上では自分にしか出せないクオリティを発揮していきます。私はただ変わらずハードに仕事を続けるだけです、まあ、見ていてください」

 アディ・ヒュッター監督の“今季でおそらく引退”発言が、ドイツを飛び越して世界中で話題を集めた。その後、指揮官はそのように想定したチーム作りも必要であるという意味だったと弁明し、長谷部に謝罪をしていた。

 ただ、フランクフルトにはなかなか長谷部の後継者が登場せずにいる。加えて、機転の利く長谷部がピッチにいることで力を発揮できる選手も数多く、まさにドイツでも希少なタイプとなっている。今季はケガもなく、無事これ名馬。さらなる契約更新の可能性は十分あり得そうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]

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