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川崎の齋藤学が名古屋に完全移籍。「本当に幸せでした」唯一悔しかったのは…

川崎から名古屋への完全移籍が決定した齋藤学。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

名古屋のサポーターに向けて「チームのために情熱を持って日々チャレンジしていきます」。

 J1リーグ王者の川崎フロンターレに所属していた元日本代表FW齋藤学(SAITO Manabu)が1月9日、名古屋グランパスに完全移籍することが決まった。両クラブが正式に発表した。

 齋藤は1990年4月4日生まれ、神奈川県出身、30歳。169センチ・66キロ。これまでのキャリアは、横浜F・マリノスプライマリー ― 横浜FMユース ― 横浜FMユース ― 横浜FM ― 愛媛FC ― 横浜FM ― 川崎 ― 名古屋。

 2020シーズンはJ1リーグ25試合・1得点、ルヴァンカップ2試合・1得点。通算成績はJ1リーグ258試合・36得点、ルヴァンカップ34試合・7得点、天皇杯25試合・6得点、J2リーグ36試合・14得点。

 齋藤は川崎のファンとサポーターに向けて、次のように感謝している。

「2021シーズン、名古屋グランパスでサッカーをすることを決断いたしました。川崎フロンターレで過ごした3年間は本当に幸せな時間でした。昨シーズンも優勝を経験させてもらえました。

 素晴らしいチームメイト、素晴らしいスタッフ、心から誇れるサポーターの皆さんとともに手にした優勝という経験、本当に幸せでした。唯一悔しかったことは、皆さんの期待以上のプレーと結果をお返しできなかったことです。

 ですが、悔しい思いをしていた時もいつもサポーターの皆さんからは全力の応援で背中を押してもらいました。本当に心強く、ありがたかったです。

 言葉にすることができない感謝がフロンターレに関わるすべての皆さんにあります。川崎フロンターレから離れますが、川崎出身のサッカー選手としてこれからも日々精進し、元気な姿でまた皆さんにお会いできることを楽しみに、サッカーに取り組んでいきたいと思います。

 少しでも早くコロナ禍が収まり、子供から大人までサッカーを愛するすべての人が思う存分サッカーを楽しめる時が来ることを祈っています。医療従事者の皆さま、本当に日々ありがとうございます。

 3年間本当にお世話になりました。フロンターレに関わるすべての皆さんのご健康と幸せを祈っています。ありがとうございました。  

 齋藤学」

 また、名古屋のサポーターに向けて、次のようにメッセージを送っている。

「名古屋グランパスの一員として新たな挑戦ができることを嬉しく思います。 チームのために情熱を持って日々チャレンジしていきます。よろしくお願いします」

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[文:サカノワ編集グループ]

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