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レアルから復帰のヨビッチ2得点。長谷部誠が「群を抜いている」と絶賛!フランクフルトがシャルケに勝利

長谷部誠。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

18日に37歳の誕生日を迎える。

[ブンデスリーガ 16節] フランクフルト 3-1 シャルケ/2021年1月17日(日本時間1月18日)/コメルツバンク・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトが、レアル・マドリードからレンタル移籍で“復帰”したばかりのセルビア代表FWルカ・ヨビッチの2ゴールなどで、シャルケ04に3-1の勝利を収めた。リーグ戦4連勝。長谷部誠はボランチでフル出場、日本代表MF鎌田大地は途中出場。

 14日に加入したばかりで間もないヨビッチだが、1-1の62分、ドイツ代表経験のあるエリック・ドゥルムと代わってピッチに立つ。すると72分、左サイドのクロスにボレーで合わせて2-1に勝ち越し。さらに90+3分、カウンターから抜け出してDFをブロックしながら、強烈なショットを突き刺して3-1に突き放す。背番号「9」がさっそく強烈な存在感を放って、無観客ではあるものの、ホームでの勝利に貢献した。

 ボランチで3試合連続の先発出場を果たした長谷部は試合後、次のようにコメントしている。

「簡単ではありませんでしたが、私たちの勝利に値するゲームでした。1-1になったあと苦しみ、後半はあまり多くのチャンスを作れませんでした。(1月で引退する)ダビド(アブラーム)は何より人としてトップであり、34歳にしてトップフォームを維持してきました。お互いにさまざまな感情的な瞬間を共有してきただけに、私はとても悲しいです。と同時に、何より彼とともにプレーできたことを誇りに思っています」

 そして2ゴールを決めたヨビッチについても触れる。

「ルカはボックス内で、とにかく群を抜いています。シュート2本で2点ですよ。フィリップ(コスティッチ)とのコンビがとても良かった。攻撃のオプションが増えて、彼がこのチームの助けになってくれるはずです」

 そのように2019年以来となる再会を果たし、あいさつ代わりと言わんばかりのその破壊力に驚いていた。やはり赤と黒に彩られたアイントラハトが、彼には合っているのかもしれない。

 そして1月18日、ブンデスリーガ現在最年長の長谷部が37歳の誕生日を迎えた。まだまだワインのように円熟味を増していく。

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[文:サカノワ編集グループ]

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