原口元気の不運が「1位」。ブンデスリーガ、ミスショット10傑で
ハノーファーの原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
リーグ公式ツイッターが、2010年以降対象に選出。ハノーファー対レバークーゼン戦で、まさか…。
ドイツ・ブンデスリーガの公式ツイッター英語版(@Bundesliga_EN)が3月4日、2010年以降の「ミスショット10傑」を選出し、その堂々(!?)の1位にハノーファー96に所属する日本代表MF原口元気の2018-19シーズンの大雪でのシュートが選ばれた。
完全にフリーになったのにシュートが枠の上を越えたりバーやポストを叩いたり、クロスに合わせるだけなのに決めきれなかったり……。そんな不運やちょっと残念なフィニッシュシーンを動画でまとめた企画である。
そのなかで2018-19シーズン、ハノーファー対レバークーゼン戦、大雪が降るなかでの“あのシーン”が1位になった。
後方からのフィードに対し、原口が絶妙のタイミングで抜け出す。ボールに先に追いつけると判断して飛び出していたGKをもかわして、ハノーファーの10番はゴールへしっかりとシュートを放つ。
オレンジのボールはゴールへ一直線に進む。ところが……降りしきる雪に阻まれてボールは徐々にスピードを落とし、ゴールラインに触れそうなところで止まりかける。するとカバーに来たDFに、間一髪ギリギリのところで止められてしまったのだ。
しかも試合はハノーファーが2-3で敗戦。この1本が決まっていれば……と大きなダメージも受けた。
何度見ても、今度こそは入りそうに感じてしまうシーンだ。もちろん原口が繰り返しアグレッシブにゴールを狙っているからこそ起きた事象でもある。そして今季は5得点・6アシストをマーク。ドイツにわたって8シーズン目、まだまだ得点とアシストを伸ばしていきそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]