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「オリンピックに出たい。その目標は―」本田圭佑がネフチ・バクー移籍と東京五輪を語る

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

アゼルバイジャン行きは間もなく正式発表か。「話は深いところまでしている」

 日本代表としてワールドカップ(W杯)3大会連続でゴールを決めているMF本田圭佑が3月9日、ニッポン放送の「本田圭佑『NowVoice』」に出演し、噂されるアゼルバイジャン1部(プレミアリーグ)ネフチ・バクーへの移籍について言及した。34歳のレフティは「話は深いところまでしている」と明かし、現地での「仲介人からの売り込みを受けて交渉が進められてきた。彼はプレーしたがっている」という報道についても、「珍しくほぼ当たっている」と認めた。

 本田は番組内で、このアゼルバイジャン行きについて、次のように語った。

「代理人からオファーがある、という話はありました。すごいなと思っているのは、今回の報道は珍しくほぼズレがなく当たっています。真剣に検討しています。話を深いところまでしています。ただ、まだ最終決定はしていません」

 昨年12月にボタフォゴFRを退団したあと、ポルトガル1部のポルティモネンセSCに加入すると本田とクラブが発表。しかし移籍期限の“勘違い”という初歩的なミスで、選手登録期限にぎりぎり間に合わなかった。そのため本田はフリーの立場になり、改めて新天地を探していた。

 ポルトガルに滞在して新天地を探す本田は、最近の状況について「ハッピーさは増しています。楽しく生きないと、とは日々実感しています。練習しかできず、試合もしたいです。ただ、そのなかでいかに楽しめるか。それは心持ち次第で、前向きに取り組めています」と語った。

 さらに本田は目標に掲げてきた東京オリンピックへのオーバーエイジでの参戦について、改めて「その目標は何も変わらない」と強調。ここからの巻き返しとメンバー入りを本気で狙っていく。

「オリンピックに出たい。その目標は何も変わりません。それは間違いなく明確ですが、オリンピックに出るためだけに人生をやっているわけではなく、この先もつながっていきます。総合的に意識決定をしなければいけない。限られた選択肢の中で、何をすることがベストなのか。もちろん目標から逆算して、そういう気持ちでチャレンジして、目標を見失わずにやっていきます」

 この放送は、アスリートをはじめとした各界のトップランナーの「声」が聴き放題となる、定額制のプレミアム音声サービス『NowVoice』で、10日20時まで無料で公開されている。本田をはじめ各界の“一流”と声でつながることができるサービスで、続々と“同志”が集結している。

注目記事:本田圭佑がネフチ・バクー加入で合意。「数日中に到着」と地元メディア。アゼルバイジャン初の日本人選手誕生へ

[文:サカノワ編集グループ]

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