【日本代表】「日韓戦中止」の賛同数、1万3千人突破。しかし韓国政府が動くノルマは…
2019年12月のE-1東アジア選手権での日韓戦、日本代表は0-1で敗れている。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
韓国サッカー協会幹部にも噛み付く。
日本代表対韓国代表の国際親善試合(主催・日本サッカー協会)が3月25日、神奈川県の日産スタジアムで開催されることが決定した。ワールドカップ(W杯)・アジア2次予選の日本対ミャンマー代表戦が中止・延期になったことに伴い、コロナ禍の影響とあらゆる状況を勘案し、限られた機会にレベルアップを希求する両チームの思惑が合致し、実現したカードと言える。
しかし韓国では、この永遠のライバルとの日韓対決に「反対」する声があがっている。
国民が韓国政府に請願できる「大統領府青瓦台」ホームページ内の「国民請願」に12日、「サッカー韓日戦を中止させてください」という項目が登場。賛同者数は14日19時には1万3000人を突破している。ただ、政府が正式に「回答」(対応)する20万人には、さらに18万人以上の賛同が必要となっている。
この「国民請願」は、国政に関する請願を誰でもできるというもの。30日間で20万人の賛同を得られると政府が正式に「回答」しなければならないというシステムだ。
まず請願した本人が2日間でSNSなどを活用して100人の賛同を得る必要がある。そうすると請願内容の全文が、ホームページで公開される。
今回の請願はその最初の段階を通過。全文が公開されている。
「横浜では今なお数多くの新型コロナウイルスの感染者が確認されている。韓国代表がリスクを犯してまで行く必要があるだろうか」
「日本はオリンピックを開催したい。その安全を証明するために、韓国代表を利用しようとしている」
「日本に利用されるなんて情けない。日本対韓国戦を中心させ、韓国サッカー協会の幹部は辞任すべきだ」
そのように25日の日韓戦の中止と韓国サッカー協会幹部の退陣を要求している。
賛同者数は14日19時、1万3000人を超えて「文化/生活/スポーツ/メディア」部門の「4位」に入っている。受付は4月11日まで。ただし試合は今月25日に行われる。
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[文:サカノワ編集グループ]