「律が打て、と言ってくれた」奥川雅也がドイツ初ゴール。堂安も決めた!!ビーレフェルトが強豪レバークーゼンに勝利
ビーレフェルトの奥川雅也がレバークーゼン戦でドイツ・ブンデスリーガ初ゴールを決めた!(Photo by Friedemann Vogel - Pool/Getty Images)
日本人コンビのドッペル達成、貴重な勝点3を獲得。
[ブンデス1部 25節] レバークーゼン 1-2 ビーレフェルト/2021年3月14日/バイ・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ25節、アルミニア・ビーレフェルトが日本代表の堂安律、奥川雅也のゴールで、強豪のバイエル・レバークーゼンにアウェーで2-1の勝利を収めた。RBザルツブルクからレンタルでプレーする奥川はドイツでの初ゴール。
ビーレフェルトは17分、カウンターで抜け出すと、右サイドからのクロスに堂安がDFの視界の外から前へ出る動きから、最後はスライディングで左足を伸ばして競り勝ち、シュートを叩き込む。
さらに57分、奥川が続く。再びカウンターから抜け出すと、クロスのこぼれ球を拾い、カバーするDFとGKの間を縫うように冷静にフィニッシュを突き刺してみせた。
そのあと1点を返されたものの、アウェーチームが2-1で勝利! この試合まで5位だったレバークーゼンから大きな3ポイントを奪った。
ビーレフェルトの公式ツイッター(@arminia)では、奥川と堂安の試合後のコメントが紹介されている。
奥川は「背後でしっかりボールを受けられましたが、そこで時間がありました。すると、律が打て! と言ってくれました。こうしてブンデスリーガでの初のゴールを決められて嬉しく思います」と喜んでいる。
堂安は「今日は90分間、集中して献身的にハードワークを続けられました。3ポイントに値する試合です。雅也のブンデスリーガ初ゴールは心から嬉しく思うし、僕も幸せな気分です。とても重要なゴールを二人で決められたのですからね。頂点にあるチームに勝つことができて自信が付きますし、自分たちを信じて戦っていけます」と、“日本人ドッペル”の達成と勝利に、一段と自信を深めていた。
ビーレフェルトは6勝4分15敗(20得点・44失点)の勝点22で15位。14位の1.FCケルンと同勝点だが、プレーオフ圏の16位ヘルタ・ベルリン、自動降格圏の17位1.FSVマインツ05ともわずか1ポイント差である。気の抜けない戦いが続くが、堂安と奥川がビーレフェルトの両輪となり、チームを前進させていく。
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[文:サカノワ編集グループ]