【鹿島】好調の新人SB常本佳吾が横浜FM戦へ「1対1は絶対負けない」。前田大然対策を聞かれると…
オンラインでの取材に応じた鹿島の常本佳吾。(C)KASHIMA ANTLERS
名古屋戦でシュートゼロの“完全試合”達成。相馬新体制リーグ全5試合で先発し4勝1分。
J1リーグ鹿島アントラーズの常本佳吾が5月13日にオンラインの取材に応じ、前日の記録上の被シュートゼロの“完全試合”を達成した名古屋グランパス戦(〇2-0)を振り返るとともに、15日のホームでの横浜F・マリノス戦に向けて抱負を語った。
相馬直樹監督の就任後、明治大卒のルーキーはリーグ全5試合で右サイドバックとして先発起用されてきた。その間チームは4勝1分と、その勢いをもたらす大きな力となっている。
常本は前日の名古屋戦について、「中2日という日程でメンバーを少し入れ替えたなか、出ているメンバー、出ていないメンバー、全員が一丸となって勝てたゲームだったと考えています」と手応えを得る。自身は連戦での出場が続くが、「自分の良さに運動量があり、体力は自信があります。この日程でも疲れはそこまで感じていません」と、チームの成績も良く好循環を描けている。
「1対1や守備には自信を持っていて、元々持っているものを出せたと思います。どの対戦でも左サイドハーフには強力な選手が多く、そこを純粋に楽しめています。自信を一つひとつ付けて、次の試合に向けて準備したいです」
次節は横浜FMとの好調なチーム同士の対戦になる。前田大然とのマッチアップ、さらにはサイドにもポジションを取ってくる天野純らに対応することになる。加えて常本にとって、F・マリノスはプライマリーからユースまで所属した大切なチームである。
「名古屋同様、マリノスは前線にすごく早いスピードを持っている選手が多く、1対1は絶対に負けず、ここ3試合無失点を続けているので、そこはこだわって引き続き勝点3を取りたいと覆います」
常本はそのように対戦を心待ちにしていた。そしてJリーグのスプリント王・前田とのデュエルの対策について聞かれると、「まず次の対戦相手の選手の動画を見て、対策を頭の中で何となく持つようにしています。でも、もう一回動画を見て考えたいです(笑)」と語り、そこは本番での“楽しみ”となりそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]