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鈴木優磨はプレミアリーグが移籍先の第一希望だが、総額7億円以上でフェネルバフチェからオファーか

鈴木優磨。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

トルコメディアが仲介人の情報など報じる。

 トルコメディア『フォト・スポル』は5月11日、トルコ1部フェネルバフチェSKがベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)のFW鈴木優磨との接触を増やし、総額7億円以上のオファーを提示したと報じた。

 記事によると、現在リーグ3位でリーグ優勝を争うトルコ強豪は鈴木の獲得に向けて、450万ユーロ+100万ユーロのオプションでトータル550万ユーロ(約7億2000万円)を準備したということだ。また、仲介人の情報として、鈴木はイングランド・プレミアリーグでのプレーを最優先にしたい意向だと伝える。ただし、イギリスの労働許可証を取得するためには、日本代表での出場機会がないため現段階では難しく(国際Aマッチ、トップリーグでの活躍、移籍金など細かい条件が設定され、ポイント制になっている)、それもフェネルバフチェには今の時点では追い風になると見ている。

 逆にフェネルバフチェは25歳の日本人ストライカーを補強し、チームとともに成長を促したい意向だ。

 鈴木は今季ベルギー1部リーグで17ゴール・4アシストを記録。これまでにドイツ・ブンデスリーガ1部のヘルタ・ベルリン、フランス1部のアンジェSCO、スタッド・ランス、ASサンテティエンヌと複数チームが獲得を検討。10チーム以上からクラブなどに問い合わせがあったということだ。

 フェネルバフチェは現在、トルコ1部リーグで24勝7分8敗(70得点・40失点)の勝点79で3位。香川真司が過去に在籍した首位ベシクタシュJKと2ポイント差につける。

 また、鈴木は1996年4月26日、千葉県銚子市出身。182センチ・75キロ。これまでのキャリアは、鹿島アントラーズジュニアユース ― 鹿島ユース ― 鹿島 ― シント=トロイデン。2018年、日本代表にも選出されたが、その時は過密日程での負傷により辞退している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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