【G大阪0-3浦和】「パーフェクト」ユンカー３戦連発、初のドッペルパック。田中達也も躍動１ゴール

監督交代のG大阪、決定機を作れず８試合目のノーゴール。

[J1 14節] Ｇ大阪 ０-３ 浦和／2021年５月16日／パナソニックスタジアム吹田

　J1リーグ14節、浦和レッズがキャスパー・ユンカーの自身初の１試合２ゴールの“ドッペルパック”、さらに田中達也の１得点・２アシストの活躍で、ガンバ大阪に３-０の勝利を収めた。宮本恒靖前監督の解任により強化アカデミー部長との兼任で就任した松波正信監督だが、その初陣を落とした。浦和は２試合連続での無失点勝利、Ｇ大阪は11試合のうち８試合目のノーゴール。

　浦和は16分、田中のクロスをユンカーが下がりながらのヘッドで合わせて叩き込み先制に成功する。さらに20分、ユンカーのサイドチェンジから明本考浩のクロスを田中が押し込んで２点目！　40分には右サイドを疾走した田中のクロスを、再びユンカーが決めて、リードを広げる。

　ユンカーはルヴァンカップと合わせて公式戦３試合連続、リーグ戦では２戦連発、初のドッペル達成。田中は先発起用に応えて今季２ゴール目。

　後半、浦和は早めに選手を交代しながら変化をつける。一方、Ｇ大阪もレアンドロ・ペレイラ、パトリック、チュ・セジョン、ウェリントン・シウバと外国籍選手を次々と投入。しかし、なかなか決定機を作ることができなかった。

　浦和はリーグ戦連勝で、18歳のGK鈴木彩艶が先発に抜擢されてから２試合連続の無失点。一方、Ｇ大阪は３連敗、６試合連続勝ち星なし。

　ユンカーは試合後のフラッシュインタビューで、「しっかりプレッシャーをかけたなかから、いい形で決められました。（自身２点目は）いいクロスから決めることができました。ストライカーとして、そういった時にペナルティエリアの中にいることが仕事で、２点決められました。パーフェクトでした」と語った。

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[文：サカノワ編集グループ]