最長懲役8年。中島翔哉のコロナ結果改ざんの疑いで、ポルトガル警察が捜査。ポルト「事実」認める
中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ポルトガル主要メディアが一斉に報じる。
ポルトガル主要メディア『ア・ボラ』などは5月20日、日本代表でも活躍してきたアラブ首長国連邦(UAE)1部アル・アインFCに所属するMF中島翔哉が渡航する際に新型コロナウイルスの検査結果を改ざんしていた疑いがあるとして、10の施設、自宅、関係する機関についてポルトガル司法警察の捜査を受けたと報じた。
ポルトガル1部ポルトは5月20日、公式サイトにて、新型コロナウイルスの検査に関わる練習場やクラブハウスの捜査を受けたことを報告。ポルトガル司法警察の捜査に全面的に協力し、必要なデータ、書類などは全て提出する方針を示している。選手名は明かしていないが、2021年1月に渡航した選手が対象であると説明していた。
これを受けて、地元メディア『ジョルナル・デ・ノティシアス』は1月にポルトガルからUAEに渡航した中島が対象あると報じている。もしも虚偽の申請が判明した場合、関与した人物は最長で懲役8年が課される場合もあるという。中島が感染したまま渡航していた疑いも持たれているそうだ。
ポルトガルでさまざまな苦難を乗り越えてきた26歳の中島は、今年1月にポルトからアル・アインFCへの期限付き移籍を決断。しかし2月に重傷(脛骨の骨折と靭帯断裂といわれる)を負い、現在リハビリに努めている。日本代表通算19試合・5得点。
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[文:サカノワ編集グループ]