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【横浜FM】ポステコグルー監督がセルティック移籍の噂に言及「全然決まったことはない」「世界中で名前が知られ…」。清水戦、劇的勝利を収める

アンジェ・ポステコグルー監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

白熱の攻防、89分のレオ・セアラ弾で2-1!ボスは「最高の試合でした」と頷く。

[J1 17節]  横浜FM 2-1 清水/2021年5月30日13:03/日産スタジアム

 J1リーグ17節、横浜F・マリノスが清水エスパルス戦、一時は追い付かれたものの89分のレオ・セアラのゴールで、2-1の劇的勝利を収めた。

 ホームチームは開始4分、エウベルが決めて幸先良く先制に成功する。しかし41分、チアゴ・サンタナのゴールで追い付かれてしまう。ただ選手交代をするなか、選手層で上を行く横浜FMが次第に圧力を強める。そして89分、水沼宏太の右サイドからのクロスをレオ・セアラが倒れ込みながらも押し込み、2-1と突き放してみせた。横浜FMはこれでリーグ連勝だ。

 アンジェ・ポステコグルー監督は試合後の記者会見で、まず試合内容について「また新たなチャレンジをしてくれた試合でした。いい内容でしっかり戦ってくれました。3連戦の3試合目、暑い天候で厳しさもありましたが、最後の最後までブレず、交代選手を含めみんなで勝点3を取った最高の試合でした」と頷いた。

 そして先日、スコットランド1部リーグのセルティックFCからオファーが来ているとイギリスで一斉に報じられた。その件について質問を受けると、ボスは次のように語った。

「全然何も決まったことはありません。私は目の前にある仕事に集中するのがモットーです。目の前の試合で、しっかり勝点を取ることだけです。将来どうこうということは、自分の中で考えていません。私は今、F・マリノスの人間です。ここでしっかり仕事をすることに集中しています。選手たちにも試合に向けて準備しようと言っています。いろんな報道が出て世界中で自分の名前が知られ、いろいろ書かれるかもしれませんが、まず目の前の試合に集中することです。(そう答えるのを承知で聞くがノーコメントだと?)はい、今はノーコメントです」

 そのように決して否定はしなかった。その勝利へのコメントにも意味があったのか――。F・マリノスをリーグ制覇まで導いた“ボス”ポステコグルー監督の動向が注目を集める。

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[文:サカノワ編集グループ]

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