【G大阪】松波正信監督の体制継続を正式発表。条件面などマッチせず。小野社長「4つの理由」を挙げる
就任後初勝利を収めた5月27日の徳島戦後、オンラインの取材に応じたG大阪の松波正信監督。協力:ガンバ大阪
最近リーグ2連勝。「チャレンジングな試合内容へと変化しつつある」
J1リーグのガンバ大阪は6月1日、松波正信(MATSUNAMI Masanobu)監督による体制を継続することが決定したと発表した。宮本恒靖前監督の後任として暫定的に指揮をとり、課題だった積極性が生まれつつあるなか、最近リーグ2連勝を収めていた。
松波氏は1974 年11月21日生まれ、岐阜県出身、46歳。これまでG大阪ユースコーチ、G大阪ユース監督、G大阪コーチ、G大阪監督、ガイナーレ鳥取監督、C大阪U-18コーチを務めてきた。また今季はアカデミーダイレクター兼強化アカデミー部長を務めてきたなか、成績低迷による宮本前監督の解任により暫定で監督に就任。14 日から指揮をとり、浦和レッズ(●0-3)、FC東京(●0-1)に連敗を喫したものの、最近は徳島ヴォルティス(〇2-1)、横浜FC(〇2-0)と今季初の連勝を複数ゴールで収めていた。
小野忠史社長は、次のように公式サイトを通じてコメントしている。
「ガンバ大阪に関わるすべての皆様、いつも熱いご声援ありがとうございます。 ガンバ大阪では、来シーズン以降も視野に入れ、松波監督続投も含め次期監督候補を数名に絞り検討しておりましたが、
・現時点において、条件面含めガンバ大阪が求める監督がマッチしなかったこと
・今シーズン過密日程の中、外部からの監督招聘による新体制でのチームづくりに時間的余裕がないこと
・松波監督体制におけるチームの団結力が日々向上していること
・松波監督体制において、チャレンジングな試合内容へと変化しつつあること
以上により、現状を十分把握している松波監督体制において必ずや巻き返しを図ることができると信じ、松波監督体制の継続を決定しました。なお、松波監督にはトップチーム監督に専念していただき、強化アカデミー部は和田昌裕取締役兼普及部長に統括していただきます。
『TOGETHER as ONE』ガンバ大阪に関わるすべての皆様と心一つにし、今後も戦っていく覚悟です。 是非、今後とも熱いご声援の程、よろしくお願い致します」
現在G大阪は3勝4分7敗(7得点・14失点)で他チームより消化試合数が少ないなか、20チーム中降格圏の18位。明日はそのうちの1試合、湘南ベルマーレとアウェーで19時から対戦する。
関連記事:【日本代表】欧州&国内組融合「最強布陣」を考察。旬な川辺駿を据え、強力な前線牽引。昌子源もG大阪から選出!!
[文:サカノワ編集グループ]