【セルビア戦 先発予想】南野拓実のゼロトップ有力、あるいは浅野かオナイウ抜擢?日本代表、ロシアW杯以来の欧州勢との対戦
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FIFAランキングはセルビア25位、日本28位。
[キリンチャレンジカップ] 日本 – セルビア/2021年6月11日19:25/ノエビアスタジアム神戸
キリンチャレンジカップ2021、日本代表(SAMURAI BLUE)が6月11日、兵庫県・ノエビアスタジアム神戸でセルビア代表と対戦する。FIFAランキングはセルビアが25位、日本が28位。森保一監督の前日の記者会見のコメントをもとに、日本のスタメンを予想したい。
森保監督は6月3日のU-24日本代表戦(〇3-0)のメンバーを中心に先発を構成すると明言。その試合で先発した大迫勇也がケガで離脱しており、前線の陣容が一つ注目点になる。
妥当と言えるのは前パルチザン・ベオグラードの浅野拓磨、あるいは緊急招集されたセンターフォワードタイプのオナイウ阿道の起用だ。
しかし、この試合はある意味、森保体制発足から3年目を迎え、ここで一度、力のあるチームに対して集大成を試す機会になる。また大迫に加え、U-24日本代表のオーバーエイジに選ばれた吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航、さらにオリンピックエイジにあたる冨安健洋ら「軸」が不在である。
そうした状況を考えると、これまで大迫不在時に採用されて結果も残してきた南野拓実を前線に配置する「ゼロトップ」が有力だ。また7日のタジキスタン戦(〇4-1)のパフォーマンスも考慮したいと指揮官は語っていた。同級生コンビ、南野&古橋亨梧の感覚にもう一度懸けてみる可能性も高い。
ただ、例えば前日練習で浅野やオナイウが好アピールを見せれば、どちらかが最前線に入り、南野は左MFに入ることになるだろう。
最終ラインは谷口彰吾のコンディションによって、中谷進之介が起用されそうだ。
試合はフジテレビ系列で全国生中継(一部地域を除く)される。日本代表にとっては、ヨーロッパ勢との対戦は、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦のベルギー代表戦(●2-3)以来約3年ぶり。親善試合では2016年6月のボスニアヘルツェゴビナ戦(●1-2)以来に。
日本はこのあと6月15日、今回の怒涛の5連戦の締めくくりとして、カタールワールドカップ(W杯)2次予選最終戦・キルギス代表とパナソニックスタジアム吹田で対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]