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本田圭佑が世界平和へ持論「教育革命しかない」。反日教育に対しては…

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

複数人の質問や疑問にも答える。

 ロシア・ワールドカップ(W杯)日本代表メンバーで現在オーストリアAリーグのメルボルン・ビクトリーFCに所属するMF本田圭佑が12月2日、自身のSNSのツイッター(@kskgroup2017)を更新した。今回は自身の人生のテーマである「世界平和」について、熱く持論を展開した。また、コメント欄に寄せられた何人かの意見や疑問にも答えている。

 本田は次のようにメッセージを書き込んだ。

「もし世界から戦争がなくなり平和になる術があるとすれば、それは教育革命しかない。

 人が人を殺め、戦争を始める。

 でも人がもし感情をコントロールすることができれば争いは減る。

 個人的にも好きで勉強を続けてる脳科学を親を含む教育者が理解すれば、子供達にとって素晴らしい教育になるよ。」

 本田の考えは言い換えると、教育なくして世界平和は語れない、と言えるかもしれない。世界を共通意識でつなぐための一定以上の知識や教養が必要だという主張になる。

 するとさっそく多くのファンが意見や疑問を書き込み、本田がそれに対し返答もしている。

 まず、「反日教育や人を恨むことを教え込む国を好きにはなれない」という意見に対し、本田は「気持ちは分かります。ただ相手が変わるのを待っていては世界はいつまでたっても良くはならないというのが僕の考えです。相手はコントロールできない。でも自分はいつでも変えられます。」と、一人ひとり自分自身の考えを変えていく先に「世界平和」があると主張している。

 また、「怒り」が争いを生むこと、その感情のコントロールについては、「怒りをコントロールすることは簡単ではないですが、それが可能である事を知り、努力しないといけません。」と、やはりあくまでもインディビデュアル(個々)の内面からの変化や革命こそ重要だと説いている。

文:サカノワ編集グループ

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