×

【移籍情報】吉田麻也のサンプドリア退団が正式決定、フリートランスファーに。新天地の候補は神戸、名古屋、そしてモンツァか

吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「契約延長」の選択肢が消える。

 セリエAのUCサンプドリアでプレーしてきた日本代表DF吉田麻也が6月30日、正式にチームを退団した。同日で契約満了を迎え、7月1日からフリートランスファーの身となり、新たなチームへの移籍が可能になった。

 サンプドリアはクラブ公式インスタグラム(@sampdoria)で、吉田の写真や動画とともに、英語で「Goodbye and thank you, Maya Yoshida.(サヨウナラ、そしてありがとう、マヤ・ヨシダ)」と別れのメッセージを添えている。

 33歳の日本代表キャプテンはフリーの身となり、あらゆるクラブと自由に交渉できる。6月の日本代表活動中にはサンプドリア残留の線も残っていると口にしていたが、その契約延長という選択肢がこれで消えた。

 吉田に対しては、Jリーグ勢が獲得を目指していると言われ、古巣の名古屋グランパス、過去にもオファーを出しているヴィッセル神戸が、具体的に候補先として浮上している。

 また新シーズン、イタリア・セリエAに初昇格したACモンツァが6月22日の時点で、吉田に獲得オファーを出したと言われる。このクラブは、2019年に元セリエAのACミランのオーナーである元イタリア首相のシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が買収。セリエCからAまで一気に駆け上がり、今、勢いに乗っている。

 他にもこの百戦錬磨のDF獲得に動いているクラブがあると見られる。

 吉田は6月の段階で、「やはり試合に出なければいけない。(リーグやクラブのレベルを)落としていくのは簡単なので、高いところに身を置きたいし、それはワールドカップに関係なく、サッカー選手として残り限られるキャリアのなか、高いレベルに身を置きたい」と、今後のキャリアについて語っていた。

【注目記事】
三木谷会長が「徹底的にやる」と激怒したシーン、誤審なし!JFA審判部「判定は正しかった」と強調│柏3-1神戸

【鹿島】上田綺世が記者会見。サークル・ブルッヘ移籍の決め手は「熱量」。一方「素晴らしいサポーターに囲まれ、何より伸び伸びできて成長率もかなり高かった」

ヴィッセル神戸が会見。千布社長「J1残留は奇跡に近い」、永井SD「守備に重きを置きすぎた」。ロティーナ監督電撃解任、吉田孝行体制復活

Ads

Ads