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【中国戦】全選手ひと言「査定」。久保が終盤タフさ発揮。一方、完全フリーの長友&室屋機能せず。森保監督、10月まで欧州滞在に。W杯アジア最終予選:日本代表が初勝利

久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

絶好調だった古橋亨梧のケガは心配…。

[W杯 アジア最終予選] 中国 – 日本/2021年9月7日18:00(日本時間8日0:00)/ハリーファ国際スタジアム(カタール・ドーハ)

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組の第2戦、日本代表(SAMURAI BLUE)が大迫勇也のゴールで、中国代表に1-0の勝利を収めた。日本は1勝1敗、中国は2連敗。

 また、日本の森保一監督と齊藤俊秀コーチがこのまま日本に戻らず、ヨーロッパに滞在。欧州組の選手を視察し、そのまま10月シリーズのアウェーでのサウジアラビア戦(現地7日開催)に臨む。

 日本代表の出場全選手のひと言「査定」をまとめた。

【日本代表:中国戦】
GK
12 権田修一
枠内シュートゼロ。最後は時間も使いながら無失点に持ち込んだ。

DF 5 長友佑都(▼88分)
ほぼフリーでプレーできていたが、クロスやフィードの精度を欠く。

DF 16 冨安健洋
ほとんど守備機会がないなか、最後まで集中を切らさず。攻撃時のセットプレーでも存在感。

DF 22 吉田麻也
状況に応じて高い位置へプレスをかけ、ピンチの芽を摘む。

DF 3 室屋 成
相手がプレッシャーをかけてこず、高い位置で起点になれた。キーマンだったがアイデアが物足りず、周囲と連動してさらに崩したかった。

MF 7 柴崎 岳
角度をつけたパスが効果的。ただ勝負のスルーパスはなかなか合わず。持ち味だったキック精度の低さは少し気がかり。

MF 6 遠藤 航
ノーカードで守り切る。久保へのスルーパス、惜しいミドルなど攻撃にも顔を出す。攻撃で「結果=記録」を残せると、一段とライバルチームへの脅威に。

MF 17 久保建英
トップ下で先発、途中から右MFに入る。ポスト直撃など初ゴールならず…。セットプレーは日本の武器に。試合終盤は高いキープ力を生かし、苦しい時間帯にチームを助けた。

MF 14 伊東純也(▼76分)
右サイドを打開し、大迫弾をアシスト。本来は「フリーだったサイドバックのクロスを生かしたかった」が思うように行かず、そこで仕掛けていったことが結実。ただ不可解な判定でイエローカードを受けて次戦アウェー・サウジアラビア戦は欠場に。

MF 18 古橋亨梧(▼50分)
心配な負傷交代に……。相手の嫌がる位置に入ってアクセントをつけた。

FW 15 大迫勇也
ワンチャンスを逃さず決め切った。ただ、前線で起点になれるシーンが少なかった。

◆交代出場◆
MF 8 原口元気( △50分 ) 
古橋負傷により緊急出場。ボールを受けようとする動きが多く、ボールロストもあり、なかなかチームに貢献できず。

MF 9 鎌田大地(△76分)
仕掛けながらも次のプレー選択がマイナス(後ろ)だったことで中国を助けた。

DF 4 佐々木翔(△88分)
長友が足を痛めたことで交代出場。最終ラインにパワーをもたらし、試合を締めた。

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[文:サカノワ編集グループ]

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