清水がロナウドを獲得へ!フリーで名門フラメンゴから「近日中に合意」
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ブラジルの名門に所属してきた24歳、フリートランスファーで。
J1リーグの清水エルスパルスが、新たなブラジル人選手の補強に動いているようだ。複数メディアが間もなく正式発表に至ると報じている。
ポルトガル語メディアの『UOL』などがこのほど、ブラジル1部の名門CRフラメンゴに所属していたブラジル人MFロナウドの獲得に向けて、清水が動いているとニュースを配信。「近日中に合意に至る」と伝えている。
ロナウドは1996年10月23日生まれ、ブラジル出身の24歳。フラメンゴの下部組織から育てられ、トップチームではセンターハーフやボランチを主戦場に、右サイドバックもこなしてきた。これまでブラジル1部通算53試合・1得点・4アシストを記録。ただし今季はほとんど出場機会を得られず、6月で契約満了を迎えることになっていた。
そんなフリートランスファーになるタレントに目を付けたのが、清水だ。
記事では、フラメンゴの下部組織出身である選手だが、トップチームではなかなか出場機会を得られずにいた。しかしそのポテンシャルの高さは評価されていて、「近日中にも清水エスパルスへの加入合意が発表されるはずだ」と、具体的に“Shimizu S-Pulse”の名前を挙げている。
そこまで明白にクラブ名が伝えられているとなれば、おそらく“決定間近”と見ていいのだろう。
ロティーナ監督の就任した清水は今季これまでJ1リーグ3勝6分8敗(15得点・23失点)で15位と低迷している。ただしコロナ禍のため合流が遅れたブラジル人選手もフィットしはじめて、反撃体制を整えている。一方、そうした厳しい状況下で合流したウィリアム・マテウスが家族のもとにいることを優先したいと契約解除に至った。
そうしたなか、巻き返しを狙うクラブはさらなる一手で、ロナウドの獲得に動いたようだ。正式発表が待たれる――。
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[文:サカノワ編集グループ]