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マンU、アトレチコがフランクフルトのエース獲得へ。後釜は23億円で浅野拓磨の元同僚か

フランクフルトに大移動が起きるのか――。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

アルメリアのサディグにオファー。鎌田大地の動向にも影響か。長谷部誠とは新チームメイトに!?

『スカイ』はこのほど、この夏の移籍マーケットの注目株の一人、ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトのエースストライカーであるポルトガル代表FWアンドレ・シウバが、スペイン1部を制したアトレチコ・マドリード、さらにイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドが獲得を目指していると報じた。一方、フランクフルトもその後釜探しを進めていて、正式オファーを出したという。

 鎌田大地、長谷部誠の所属するフランクフルトだが、アディ・ヒュッター前監督と強化責任者のフレディ・ボビッチ氏らが退任。一方、昨季3位だったVfLヴォルフスブルクの智将オリヴァー・グラスナー氏の就任が決まり、強化責任者にはRBライプツィヒのスポーツダイレクターだったマルクス・クレシェ氏を引き抜くことに成功している。

 ただしUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)への出場権を逃したことで(5位に入り、ヨーロッパリーグに)、主力の放出は止む無しという状況にある。

 クレシュ氏の最初の大仕事が、アンドレ・シウバの後継者探しだ。同メディアは、スペイン2部UDアルメリアに所属するナイジェリア代表FWウマル・サディグの獲得に向けて、交渉を進めていると報じた。昨季スペイン2部リーグで40試合・20得点と脅威の得点力を示した24歳のストライカーである。セルビア1部パルチザン・ベオグラードでは、日本代表FW浅野拓磨ともチームメイトとしてプレーしていた。

 スペインメディア『アス』によると、フランクフルトはすでに移籍金(違約金)1800万ユーロ(約23億5000万円)プラス・ボーナスでオファーを出した。ところがアルメリアは移籍金3000万ユーロ(約39億円)を主張している。そのためフランクフルトは別の選択肢も探すことになりそうだという。

 先日は10番をつけるフィリップ・コスティッチにも、セリエAのSSラツィオが関心を示していると一報があった。そして鎌田にはスペイン1部セビージャFC、プレミアリーグの複数チームなどが獲得に動いていると言われる。

 サディグがフランクフルトに加わり、長谷部誠とのチームメイトになるのか!? 鎌田と新ホットラインを形成することもあり得るのか。しかも以前にはアルメリアに浅野獲得の噂もあったが、そこまで改めて人の動きが連関してくるのだろうか。

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[文:サカノワ編集グループ]

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