【浦和】日本代表MF江坂任を柏から獲得「色々な声があるかと思いますが」。背番号は…
柏の江坂任(2019年11月撮影)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
今年3月のモンゴル戦で国際Aマッチデビュー。
J1リーグの浦和レッズは6月25日、同リーグ柏レイソルの日本代表MF江坂任(ESAKA Ataru)を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は「33」。
江坂は1992年5月31日生まれ、兵庫県出身の29歳。175センチ・67キロ。これまでのキャリアは、ウッディSC ― 三田市立ゆりのき台中学校 ― 神戸弘陵学園高校 ― 流通経済大学 ― ザスパクサツ群馬 ― 大宮アルディージャ ― 柏 ― 浦和。今季はJ1リーグ16試合・2得点。通算成績は、J1リーグ146試合・35得点、J2リーグ80試合・24得点。日本代表1試合・0得点。今年3月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のモンゴル代表戦(〇14-0)でデビューを果たしている。
江坂は浦和を通じて、次のようにコメントしている。
「ファン・サポーターの皆さま、初めまして江坂任です。このたび、浦和レッズに加入することとなりました。レッズの掲げる目標を達成するために自分に課せられるタスクを結果で示していきたいと思っております。応援、よろし くお願いします」
一方、10番をつけて戦ってきた柏のファン・サポーターと関係者に、次のように感謝を伝えている。
「柏レイソルを愛する皆さまへ、このたび浦和レッズに移籍することになりました。色々な声があるかと思いますが、このタイミングでチームを離れることは僕自身、正直想像もしていませんでした。やり残したことは山ほどあります。しかし、これまでプロを目指して、そして高みを目指して選択、決断してきた自分を振り返ると今がその時なのかなと感じました。レイソルのファン・サポーターの皆様、関係者の皆様。これまで3年半本当にお世話になりました。本当にありがとうございました」
夏の選手登録期間(第2の移籍ウインドー)は7月16日から。最短での浦和での出場は、8月9日のアウェーでの北海道コンサドーレ札幌戦となる。
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[文:サカノワ編集グループ]