【札幌】アンデルソン・ロペスの武漢移籍が正式決定。元浦和のラファエル・シルバとチームメイトに
アンデルソン・ロペス。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
今季チーム最多リーグ12ゴール。「札幌は私にとって第二の故郷になりました」
J1リーグの北海道コンサドーレ札幌は7月3日、ブラジル人FWアンデルソン・ロペスが中国1部(超級リーグ)武漢足球倶楽部に完全移籍することが決定したと発表した。元浦和レッズのラファエル・シルバとチームメイトになる。
今季リーグ得点ランキング2位タイの12ゴールを決めていたアンデルソン・ロペスは、次のように札幌のファンに感謝を伝えている。
「今日は私のプロサッカー人生における貴重で素晴らしい経験をさせてくれたクラブとお別れをすることになりとても寂しい気持ちでいっぱいです。
私はこの2年半で多くを学び成長できました。重要なゴールと勝利を収めた2019年のJリーグアジアチャレンジinタイでの喜びと興奮から始まり、敗れて上手くいかずチームのみんなと過ごした辛い時期も鮮明に覚えています。
札幌は私にとって第二の故郷になりました。ここへ来て以来、皆さんから受けた愛情は私の心に刻まれ一生忘れません。スタジアムでサポーターが一体となって歌ってくれた応援歌もすごく嬉しく光栄でした。
この私の心に永遠に残る思い出は誇りとなります。チームフロントの皆さんと監督が自分に寄せてくれた信頼と、心優しいチームメイトやスタッフの支え、そしてクラブのみんなと築き上げた友情、そしてサポーターの方々から常に心温まる応援と敬意の気持ち、その全てに感謝の言葉しかありません。
私は常にクラブが勝利と成功の道を歩むことを望み、これからも全力で応援します! ありがとう札幌!
アンデルソン・ロペスより」
アンデルソン・ロペスは1993年9月15日生まれ、ブラジル出身の27歳。2019年からミハイロ・ペトロヴィッチ監督の率いる札幌でプレーし、今季J1リーグ14試合・12ゴール、ルヴァンカップを含めると公式戦16試合・14ゴールを記録していた。
1部昇格2シーズン目の武漢は0勝2分3敗でグループBの最下位に沈んでいる。
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[文:サカノワ編集グループ]