【ACL】「次は決勝戦の気持ち」大島僚太2戦連続先発、塚川孝輝は脳震盪の疑いで交代。川崎4連勝で韓国・大邱と決戦へ
川崎の大島僚太。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ユナイテッドとの第2戦、知念慶、長谷川竜也がゴールを決める。
[ACL GS4節] 川崎 2-0 ユナイテッド/2021年7月5日/ロコモティフ・スタジアム
川崎フロンターレがアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)4節、フィリピン代表のユナイテッドシティに知念慶、長谷川竜也のゴールで2-0の勝利を収めた。川崎はGS4連勝で、次節8日(日本時間9日1:00)は最大のライバルであり、初戦3-2の勝利を収めている韓国の大邱FCとの第2ラウンドを迎える。引き分け以上で1試合を残して、決勝トーナメント進出が決まる。
3、4節はユナイテッドとの連戦に。3節に8-0の勝利を収めた川崎はターンオーバーを敢行。そうしたなかで大島僚太は2試合連続の先発出場で、この日も45分間プレーした。
主導権を握って、しかも高い位置からのプレッシングを怠らず、18分、相手ミスを突いて知念が左足でシュートを決めて先制に成功する。
しかしこの日はその後も攻め続けたが、なかなかゴールを決め切れない。
やや嫌な空気の漂い出した78分、再びチーム全体でプッシュをかける。そして山根視来の折り返しを、脇坂泰斗がファーに送り、これを長谷川が押し込み、大きな2点目をもたらした。
川崎はレアンドロ・ダミアン、東京オリンピック日本代表の三笘薫をベンチで温存。また、同じくU-24日本代表に選ばれる旗手怜央、ジェジエウ、シミッチはベンチ外に。一方、塚川孝輝が一度は復帰したものの頭部への二度目の打撃で脳震盪の疑いにより、58分、谷口彰悟と交代している。
川崎は第5戦、日本時間7月9日1時から、前回1点差で勝利を収めた大邱と対戦する。
鬼木達監督は試合後の記者会見、「ここからの2戦は未知の世界。大邱とのゲームは決勝戦だと思って戦いますと」気持ちを引き締めている。
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[文:サカノワ編集グループ]