【メキシコ戦】日本が連勝首位。だが次戦、GL敗退の可能性も!東京オリンピック第2戦
メキシコ戦、久保建英(7番)と堂安律(10番)がゴール!写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
3日後はフランス戦、引き分け以上で突破確定だが――。
[東京五輪 GL2節] 日本 2–1 メキシコ/2021年7月25日/埼玉スタジアム2002
東京オリンピックのグループリーグ(GL)2節、日本代表が久保建英、堂安律のゴールでメキシコに2-1の勝利を収めた。日本はGL2連勝で首位、メキシコは1勝1敗。日本はGL最終のフランス戦、引き分け以上でベスト8(決勝トーナメント)進出を果たせる。負けた場合も突破の可能性があるが、逆に複数失点を喫するとGL敗退の可能性もまだ残る。
日本は第1戦・南アフリカ戦(〇1-0)からスタメンひとりを変更。左MFに相馬勇紀が起用された。久保、堂安、オーバーエイジの3人など10人は2試合連続での先発に。
開始早々、様子を伺うメキシコに対し、日本が積極的に仕掛ける。そして6分、右サイドの堂安のマイナスのクロスに、走り込んだ久保が左足で合わせて先制に成功する。
さらに直後、左サイドからクロスを上げた相馬勇紀に対するアフターチャージがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の対象に。主審はOFR(オン・フィールド・レビュー)で確認したうえで、メキシコのファウルで、日本にPKを与えた。11分、堂安がこれを決めて、リードを2点に広げた。
その後はメキシコが反撃。しかし日本も耐えていくと、68分、堂安律へのファウルで、ホアン・バスケスが一発退場に――。日本が数的優位に立った。
それでもメキシコの猛攻は続く。すると85分、ロベルト・アルバラドのフリーキックが直接ゴールネットを揺らし、1点差に。終盤もピンチが続いたが谷晃生、吉田麻也を中心に守り切り、日本は2-1で2連勝を収めた。
グループ首位の日本は得失点差で優位に立ち、3日後のフランス戦、引き分け以上で1位突破。1失点の負けでも、得失点差でベスト8確定。しかし2点差以上で敗れると、メキシコが勝った場合、総得点の差でフランスに逆転されてしまう。
日本のメンバーは次の通り。
GK
谷 晃生
DF
酒井宏樹
板倉 滉
吉田麻也(キャプテン)
中山雄太
MF
遠藤 航
田中 碧
久保建英
相馬勇紀
(65分 前田大然)
堂安 律
(79分 三笘 薫)
FW
林 大地
(79分 上田綺世)
▼控え
GK
大迫敬介
DF
旗手怜央
橋岡大樹
MF
三好康児
▼監督
森保 一
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[文:サカノワ編集グループ]