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日本代表2チーム編成も?9/7中国戦はカタール開催、メンバー今日ドーハへ出発。W杯アジア最終予選

日本代表。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

李鉄監督のもと、33人体制で最長約2か月の滞在に。

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて、サッカー中国代表が8月25日、上海の空港に集合した。26日にチャーター機でカタールへ向かう。国内での新型コロナウイルスの感染拡大とその防止のため、アジアサッカー連盟(AFC)との協議により、9、10月の中国のホームゲームはカタールで開催されることとなった。また初戦のオーストラリア戦(アウェー)も、中立地開催のため中東で行われる。

『サッカー・チャイナ』によると、中国代表は9月と10月のカタールW杯アジア最終予選4試合、全て西アジアで開催されることが決定的となっている。

 中国代表の年内の日程は次の通り。

・9月2日/オーストラリア代表戦(アウェー)

・9月7日/日本代表戦(ホーム)

・10月7日/ベトナム代表戦(ホーム)

・10月12日/サウジアラビア代表戦(アウェー)

・11月11日/オマーン代表戦(ホーム)

・11月16日/オーストラリア代表戦(アウェー)

 このうち10月までは西アジアでの開催が決定的に。11月については未定である。

 W杯予選のベンチ入りは23人までだが、中国代表は今回33人を招集。カタールを中心に最長約2か月、ホテルで生活を送ることになる。チームの広報担当者は「海外で4試合行うための準備をしなければなりません。さらに、最長2か月間の滞在になるため、ケガやその他の緊急事態が発生した場合に備え、より多くのプレーヤーを連れていく必要があります」と説明しているそうだ。

 また、ブラジルからの帰化選手も多くいる。彼らのサポートのため、家族との面会を許可する日も設けたい考えだという。

 日本にとっては、ほぼ時差なく戦えるはずだった9月2連戦。しかし、まさか日本から中東へ、中4日での過酷な戦いを余儀なくされるとは。しかも長距離移動を強いられ、時差は6時間。ほとんどヨーロッパに向かう形だ。各国の検疫態勢は厳しさを増しており、ホームとアウェーで、実質2チーム編成で臨むこともあり得るか? 森保一監督が間もなく発表する日本代表メンバー――果たして、どんなリストになるのか。

注目記事:【日本代表】現実的メンバー予想。大迫勇也ら無理は禁物だが…W杯最終予選へ発表近づく

[文:サカノワ編集グループ]

 

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