FC岐阜、三浦俊也氏がTD就任。「停滞しているチームの現状打破」に向けて
三浦俊也氏。(Photo by Francois Nel/Getty Images)
現在J2昇格圏と4ポイント差の5位。チーム総括本部長と兼任。
J3リーグのFC岐阜は9月18日、大宮アルディージャと北海道コンサドーレ札幌で監督としてJ1昇格経験のある三浦俊也氏がチーム統括本部長兼テクニカルダイレクター(TD)に就任したと発表した。クラブの強化責任者となる。また、木村哲昌氏はチーム統括本部担当部長に就任する。
三浦氏は1963年7月16日生まれ、岩手県出身、58歳。ブランメル仙台(現・ベガルタ仙台)、水戸ホーリーホック、大宮、札幌、ヴィッセル神戸、ヴァンフォーレ甲府、ベトナム代表&オリンピック代表、ホーチミン・シティFC(ベトナム1部)で監督を務めてきた。JFA公認S級ライセンス、ドイツA級ライセンスを取得している。
三浦氏はクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「チームの目標であるJ2昇格をサポートし、チーム一丸となり戦い、ファン・サポーター・スポンサー・県民の皆さまと一緒に喜びを分かち合いたいと思います。そして、皆さまに長く愛されるチームになれるように、チーム作りに貢献できればと思います」
また、岐阜の宮田博之社長は次のように三浦氏招へいの理由を語っている。
「今季目標のJ2昇格に向けて前半戦を2位で折り返しましたが、後半戦3試合目で5位に後退しています。ここから着実に再浮上、昇格すべきベストの選択として、経験豊富で幾多の困難を乗り越えてきた三浦俊也氏をチーム統括本部長兼テクニカルダイレクターとして迎え入れました。彼の指導力を存分に発揮の元、監督・コーチ・選手たち全員が一つになって取り組み、共に喜び合えるようベストを尽くしますので、皆様の更なる応援をよろしくお願い申し上げます」
さらに小松裕志取締役GMは次のようにコメントしている。
「停滞しているチームの現状を打破しJ2に昇格するため、様々な選択肢を検討して参りました。三浦俊也氏はこれまで海外代表チームの指揮に加えて2度の昇格を果たすなどの豊富な経験と実績があります。チーム・スタッフ全員が緊張感とどのような状況でも諦めない強い気持ちを持って残り11試合を戦って参ります」
岐阜は現在9勝1分7敗(24得点・20失点)の勝点28で5位。J2昇格圏の1位カターレ富山、2位福島ユナイテッドFCと4ポイント差につけている。
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[文:サカノワ編集グループ]