冨安健洋のアーセナル、20歳CBの“復帰プラン”浮上
ウィリアン・サリバ。(Photo by James Chance/Getty Images)
フランス人DFウィリアム・サリバ、オリンピック・マルセイユで開幕からレギュラーとして活躍。
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCが来季2022-23シーズン、現在フランス1部オリンピック・マルセイユにレンタル移籍中のフランス人DFウィリアム・サリバを復帰させるプランを早くも検討しているという。
イギリスメディア『メトロ』が10月6日、移籍専門とするジャーナリストのツイートとともに、その可能性と課題について報じた。20歳のサリバは現在、オリンピック・マルセイユで開幕からリーグ8試合中7戦、ヨーロッパリーグ(EL)の2試合で先発フル出場している。そのパフォーマンスにクラブも満足していて、ファブリツィオ・ロマーノ氏は「数週間前、アーセナルはサリバに対し将来100%信頼していると語った。彼はローンでOMのスターターとして全試合に臨み、そして戻ってきます」とつぶやいたのだ。
一方、アーセナルは今季、ベン・ホワイトをブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCから5000万ポンド(約76億円)という破格で獲得。現在は彼とガブリエウ・マガリャンイスが最終ラインのファーストセットになりつつある。
それだけに同メディアは、サリバ復帰には「やるべきことはまだたくさんある。だからこそアルテタは今夏、サリバの3回目のローンを決め、週に一度しっかりプレーすることを望んだ」と、移籍の経緯について触れる。
現在コンスタントに戦うことをサリバは「楽しんでいる」。ここからの成長具合、そしてメンタルの充実が図れて、何よりアーセナルのチーム状況によっては、このU-21フランス代表にも選ばれるタレントのガナーズ復帰が現実味を帯びてくるということだ。
サイドバックとセンターバックでプレーできる日本代表DF冨安健洋にとっては、パートナーでありライバルにもなり得る存在と言えそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]