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大宮が栃木戦、一時12人でプレー。審判団、選手交代の確認怠る

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

敵陣でリスタートが続いた試合終盤の約40秒間。

[J2 32節] 栃木 1-3 大宮/2021年10月3日14:03/カンセキスタジアムとちぎ

 J2リーグ32節、大宮アルディージャが3-1で栃木SCに勝利を収めた一戦、大宮が一時ピッチ上12人でプレーするという事象が起きた。

 大宮が3-1と2点リードして迎えた88分、敵陣左サイドの深い位置でスローインを得ると、霜田正浩監督は4・5枚目の選手交代カードを切る。

・小島幹敏 → 石川俊輝
・河田篤秀 → 山越康平

 そして88分7秒に試合が再開されると、大宮は敵陣でできるだけ時間を使おうと複数の選手でボールをキープする。そしてスローインから二度リスタートが行われたあとの88分25秒、栃木のDFがタッチラインの外へクリアをする。

 ここで河田がまだピッチにいて、自身が交代ではないかと主審に確認。選手交代が完了していなかったのだ。

 88分30秒、主審が笛を吹いて試合を中断させ、大宮の選手が12人いるのを認め、河田の背中を押して、ピッチの外に出るように促した。

 河田がピッチの外に出たのが88分46秒――アウェーチームはその間12人でプレーする形となった。

 栃木の交代を含めると、計9人の交代が行われた。しかも試合最終盤で疲労もピークを迎えるなかで、審判団が確認を怠るミスを起こしてしまった。

 試合はそのまま3-1で大宮が勝利を収めてリーグ2連勝、最近6試合4勝1分1敗と好調をキープし14位に浮上している。一方、栃木は大宮と勝点で並ばれて15位となっている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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