【日本代表】スタメン予想。堂安離脱、右MFは三択?原口、浅野、あるいは…

サカノワスタッフ

2021年10月7日

伊東純也は出場停止、堂安律は負傷により離脱。(C)SAKANOWA

伊東、久保、堂安――序列上位３人が不在に。

[カタールW杯アジア最終予選 B組3節] サウジアラビア – 日本／2021年10月７日（日本時間８日2:00）／キング・アブドゥッラー・スポーツシティ（ジッダ）

　カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選のグループＢ第３戦、サッカー日本代表（SAMURAI BLUE）がサウジアラビア代表とアウェーで対戦する。Ｂ組の成績は、日本が１勝１敗、サウジアラビアが２勝。FIFAランキングは日本26位、サウジアラビア56位。

　そして日本サッカー協会（JFA）は日本時間の７日早朝、堂安律（PSV）の負傷による離脱を発表した。追加招集はないという。

　堂安はJFAを通じて次のようにコメントしている。

「このタイミングでの離脱はすごく残念に思います。まずは治療に努めて一日でも早く復帰できるようにします。サウジアラビア戦、オーストラリア戦はみんなが一丸となって勝利を勝ち取ってくれると信じています。その後さらに続く最終予選で今度は自分が勝利に導くプレーができるようしっかり準備していきたいと思います」

　堂安の離脱により、サウジアラビア戦の右MFの人選が一段と読めなくなった。

　主力を担う伊東純也（ゲンク）が累積警告により、今回は出場停止。そして９月の中国戦で、おそらくその伊東不在を考慮して試合終盤に右MFで起用された久保建英も右ヒザを傷め、この10月シリーズは不在に。

　さらに、東京オリンピックでは日本代表の同ポジションで全６試合に先発。最近ではPSVで右ウイングの主力の座を掴もうとしていた堂安だが、このタイミングでの離脱を決断。フル代表でもアピールできるチャンスだっただけに、本人の悔しさも相当だろう。

　果たしてサウジ戦の右MFのスタメンは誰に!? 森保一監督は実績を重視するだけに、ロシア・ワールドカップ（Ｗ杯）でもプレーしている原口元気（ウニオン・ベルリン）が有力か。

　浅野拓磨（ボーフム）も候補に挙がる。

　ただ、いずれも直近のリーグ戦でのパフォーマンスはいいとは言えなかった。浅野もまたケガからの復帰直後である。

　あるいは、同じく負傷明けであるものの古橋亨梧（セルティック）と南野拓実（リバプール）が、両サイドを構成することも考えられる。森保監督も古橋について、しっかり状態を見極めて「先発で起用するかどうか判断したい」と語っていた。

　もしくは――。最も好調な一人であるオナイウ阿道を生かすなど、４-４-２でスタートさせる奇襲もあるか。

[文：サカノワ編集グループ]