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リーベルFWジロッティにJリーグ移籍の噂。名門育ちだが、今季リーグ無得点と実績乏しいストライカー

リーベルのフェデリコ・ジロッティ。 (Photo by Juan Mabromata-Pool/Getty Images)

フランクフルトに移籍したボレの後釜と期待されたが…。年俸約8000万円+約5億6000万円の買い取りオプション付き?

 アルゼンチン1部リーグの名門リーベル・プレートのFWフェデリコ・ジロッティ(Federico Girotti)にJリーグ移籍の噂が出ている。アルゼンチンメディア『オレ』が11月2日に報じた。

 ジロッティは1999年6月2日生まれ、22歳。189センチ・84キロ。センターフォワード。2010年からリーベルのアカデミーに所属し、2018年にトップチームデビューを果たしている。今シーズンは国内カップ戦2ゴールを記録しているものの、リーグ戦は10試合・0得点。公式戦通算31試合・3得点・1アシスト。リーベルでのこれまでの公式戦通算は45試合・8得点・1アシスト。

 リーベルに所属していたコロンビア代表FWラファエル・ボレが、日本代表の鎌田大地や長谷部誠の所属するドイツ・ブンデスリーガ1部のアイントラハト・フランクフルトに移籍。そのため、新たなエースストライカー候補として期待されてきたが、これまで思うように結果を残せていない。

 記事によると、そんな22歳の「9番」タイプに、イタリア・セリエAのトリノFCとJリーグから獲得に向けた打診があったという。

 Jリーグクラブの具体的な名前は出ていない。ただ「年俸100万ドル(約1億1300万円)」または「70万ドル(約8000万円)+500万ドル(約5億6000万円)の買い取りオプション付き」のレンタル移籍という具体的な条件が提示されているようだ。

 一方、クラブは約26億円での完全移籍を希望しているとのことだ。

 記事では、ジロッティ自身がリーベルで置かれている立場を自覚し、可能性をさらに引き下げることを避けたいと考え、新天地での戦いを希望していると伝える。

 Jリーグは外国籍選手枠の緩和により、多くの選手がチャレンジできる環境となった。ただ近年、新型コロナウイルス感染症の影響もあったとはいえ、リーグのレベルを押し上げるようなタレントの来日は限定的である。

 恵まれたフィジカルを持つ、この貴重かつ生粋のストライカーが果たして日本に来ることになるのか!? 名門で育てられた逸材だけあり期待は膨らむが――。

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[文:サカノワ編集グループ] 

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