冨安健洋のライバル?バックアップ?アーセナル右SBに19歳新鋭を英国メディアが推奨
ワトフォード戦でフル出場し、勝利に貢献した冨安健洋。(Photo by Ryan Pierse/Getty Images)
冨安の活躍を受けて、今冬、アーセナルDF陣の整理が進められそう。
[プレミアリーグ 11節] アーセナル 1-0 ワトフォード/2021年11月7日15:00(日本時間23:00)/エミレーツ
イングランドプレミアリーグ、アーセナルFCがワトフォードFCに1-0の勝利を収めた。アーセナルはリーグ8試合負けなし(6勝2分)。日本代表DF冨安健洋はその全試合で先発出場、7試合連続でフル出場を果たしている。
『フットボール・ロンドン』はこの冨安の活躍を受けて、クラブの今後の動きに関するレポートを掲載。これまでなかなか最適解が見出せずにいた右サイドバックに、23歳の冨安がしっかりハマったことで、このあとの移籍市場では多くのディフェンダーが放出されるだろうと見ている。
セドリック・ソアレス、カラム・チャンバース、エインズリー・メイトランド・ナイルズ、さらにはレアル・ベティスにレンタル移籍中のエクトル・ベジェリン――。彼らを売却、あるいはレンタルすることで、課題のポジション(ストライカーや中盤)の補強費を獲得できるというのだ。
一方、冨安がセリエAのボローニャFC時代、ケガが多かった点を不安視する。「昨シーズンは、三度のケガにより、54日間10試合を欠場している」と指摘。それだけに、右SBのバックアップを確保しておくことも重要だと提言する。
そこで“候補者”として挙げているのが、アーセナルのアカデミー出身で現在U-23チームを主戦場にしている19歳DFライアン・アレビオスだ。
チャンピオンシップ(実質2部)で今季リーグ6試合・1得点・4アシストを記録している。また、イングランドのユース代表では3バックのウイングバックとしてもプレーしているという攻撃的なタレント。「冨安とはまったく異なるタイプ」であるが、守備面の強化など「まだまだ発展していける」と期待を寄せる。
良きライバルでありチームメイトになりそうだが――。ミケル・アルテタ監督も注目する逸材の一人で、冨安と切磋琢磨し合うことになるのか!?
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[文:サカノワ編集グループ]