【鹿島】2022年の新ユニフォーム、NIKE社製「革新と挑戦」「歴史と伝統」を表現

サカノワスタッフ

2021年12月20日

鹿島アントラーズの2022シーズン、新ユニフォーム。(C)KASHIMA_ANTLERS

創設30年を経て、次の10年へ――。

　J1リーグの鹿島アントラーズは12月20日、2022シーズンのユニフォームデザインとNIKEキービジュアルを発表した。

　ホーム（ファースト）ユニフォームは、クラブ創設30年を経て、次の10年に向けた「革新と挑戦」、これまで積み上げてきた「歴史と伝統」を表現している。

　クラブの象徴であるエンブレムの色彩からインスピレーションを得たディープレッドとグレーにダークネイビーのアクセントを加え、これまでにないカラーコンビネーションを採用している。

　デザインはシンプルながら、モダンとクラシックの要素を融合。ショーツにはホームユニフォームとしてはクラブ史上初めてとなるグレーが採用された。両脇からショーツに繋がるサイドラインにダークネイビーを用いることで全身の印象を引き締めつつ、堅牢な力強さを演出した。

　また、アウェー（セカンド）ユニフォームは、これまで複数のタイトル獲得時に着用した「ビクトリーホワイト」がベースに。クラブの歴史と伝統、ともに歩む周辺地域の要素を融合させた幾何学模様をデザインに反映した。

　グラフィックは鹿島神宮の重要文化財に指定されている「楼門（ろうもん）」の屋根の構造からインスピレーションを得ており、白と同系色のライトグレーでパターンを描くことで奥行きも表現。また、アクセントカラーとしてディープレッドを首回り、袖のリブ、両脇からショーツにかけて繋がるサイドラインに採用している。

　選手着用のユニフォームやサポーター向けレプリカジャージには、ペットボトルをリサイクルして作られた100パーセント・リサイクルポリエステル素材が採用されている。

　クラブオフィシャルパートナーのナイキは、2010年からフットボールキットにリサイクルポリエステルを使用。バージンポリエステルに比べて炭素排出量を約30パーセント削減し、環境負荷低減に貢献している。

　2022シーズンのユニフォームは、細部にまでこだわったオリジナルのチームデザインと低炭素素材を組み合わせた、新しい世代のフットボールサポーターのニーズに応えるユニフォームとなっている。

※レプリカユニフォームのホーム半袖の予約受付は、１月を予定。日程確定次第、オフィシャルショップ店頭、およびオフィシャルサイト、オフィシャルオンラインストアにて発表される。また、その他商品についても販売スケジュールは確定次第、随時発表へ。

[文：サカノワ編集グループ]