【FC東京】DF渡辺剛がコルトレイクへ完全移籍!あの元日本代表CBへ「隣でプレーできたのは大きな財産」と感謝
FC東京の渡辺剛。写真:上岸卓史/(C)Takasi UEGISHI
「ルヴァンカップを優勝した時の雰囲気や達成感は一生忘れられない素晴らしい経験となりました」
FC東京は12月28日、東京オリンピック日本代表候補にも選ばれたDF渡辺剛(WATANABE Tsuyoshi)がベルギー1部KVコルトレイクへ完全移籍することが決まったと発表した。
渡辺は1997年2月5日生まれ、24歳、埼玉県出身。186センチ・80キロ。
これまでのキャリアは、大袋FC (FC東京サッカースクール FC東京サッカースクールアドバンスクラス深川コース) ― FC東京U-15深川 ― 山梨学院大学附属高校(現・山梨学院高校) ― 中央大学 ― FC東京。2020年ルヴァンカップ優勝。2021シーズンはJ1リーグ27試合・1得点を記録した。
渡辺は次のようにコメントしている。
「このたび、ベルギーのKVコルトレイクに移籍がすることが決まりました。
ファン・サポーターの皆さまの前でご挨拶できればよかったのですがこの場でのご報告となり申し訳ございません。
FC東京に大学を卒業してから戻ってこれると決まった時に自分の中で、『リーグ優勝に貢献したい!』『FC東京という素晴らしいチームをもっといろんな方に知っていただきたい!』という強い気持ちで加入しました。
リーグ優勝という目標を掲げて3年戦ってきましたが、その目標を達成できませんでした。本当に悔しいですし、応援してくださったファン・サポーターのみなさまに申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ですが、僕自身で言えばプロ1年目の後半から試合に出させていただき、チーム最高順位であるJリーグ2位やACL出場、ルヴァンカップ優勝など沢山の素晴らしい経験をさせていただきました。ルヴァンカップを優勝した時の雰囲気や達成感は一生忘れられない素晴らしい経験となりました。
そして3年間という短い間でしたが、森重さんの隣でプレーできたことは僕にとって大きな財産ですし、スーパーな森重真人選手をいつか越えられるように僕自身ベルギーで成長してきます!!
最後になりますが、FC東京のファン・サポーターの皆さんの声援や拍手での応援はいつも僕の力となっていました。皆さんがいなければ、私はここまで来ることはできませんでした。今の僕があるのはFC東京のおかげです。
3年間本当に温かい応援ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします」
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[文:サカノワ編集グループ]