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【FC東京】アルベル監督、日本らしい“美しく”“賢い”サッカーを築くと誓う

新体制発表会を行ったFC東京。アルベル監督(中央)と新加入の選手たち。(C)F.C.TOKYO

新体制発表会で決意!「首都にあるクラブとして、素晴らしい魅力的な、注目に値するフットボールを目指していきます」

 J1リーグのFC東京は1月15日、新体制発表会をオンラインで行い、アルベル新監督(アルベル・プッチ・オルトネダ Albert PUIG ORTONEDA)と新たに加わった選手が決意を示した。

 アルビレックス新潟で2年間指揮を執り、今季、FC東京に“移籍”する形となったスペイン・カタルーニャ州出身のアルベル監督は嬉しい“頭痛”を抱えていると言った。

「すでに数日前から私たちの仕事は始まっています。素晴らしい雰囲気とともに、新しい仕事を開始できました。多くのミーティングを重ねて少し頭痛もしましたが、今いい形でここにいられることに感謝しています。頭痛も給料に含まれるので我慢しなければなりませんね」

 そしてFC東京で指揮を執る決断を下した理由について、次のように言った。

「この素晴らしいプロジェクトに“パッション”であり“熱”を感じたからこそ、いま私はここにいます。新しいことに挑戦することが好きです。ゼロから何かを成し遂げ、それが長く続くことに携わる。それが私の願っていることです」

 カタルーニャ出身であり、FCバルセロナのアカデミーに長く携わってきた。そして美しさを追求するところに、カタルーニャと日本の共通項があると感じると言う。

「子供の頃からバルサのファンで、このFC東京のカラーは私のカラーでもありますね。首都にあるクラブとして、素晴らしい魅力的な、注目に値するフットボールを目指していきます」

「カタルーニャと日本人にはフィーリングが合うところがあると感じます」

 そう語ったうえで、指揮官は次のようにファンとサポーターに“約束”をした。

「試合結果に関して、必ず勝ちます、必ずタイトルを取ります、と心から保証できないものを、約束することはしません。

 しかし皆さんに保証できるものがあります。

 それはピッチに立った選手一人ひとりが全力を出し尽くす。そのようなチームを作る、そこは保証できます。

 美しいサッカーとともに成し遂げたいと思います。日本の文化は美しいもの、賢いものを好むと思います。美しい城を建築するには時間がかかったと思います。時間をかけてしっかり建築した美しい城は長く反映します。時間は掛かりますが、それを成し遂げていきます」

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[文:サカノワ編集グループ]

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