田中碧のデュッセルドルフ、忍び寄る3部降格の危機。ニュルンベルクに負けて3連敗
デュッセルドルフの田中碧。 (Photo by Frederic Scheidemann/Getty Images)
アペルカンプ真大も奮闘したが…。
[ブンデス2部 20節] デュッセルドルフ 0-1 ニュルンベルク/2022年1月21日18:30(日本時間2:30)/エスプリ・アレーナ
フォルトゥナ・デュッセルドルフが1.FCニュルンベルクに0-1で敗れた。リーグ戦3連敗、4試合勝利なし。日本代表MF田中碧は後半途中からアンカーで出場し、起点となって多くボールに関わったが得点をもたらせなかった。また東京都出身でU-21ドイツ代表に選ばれているアペルカンプ真大は先発出場し、思い切った仕掛けから何度か決定機を作り出した。
開始2分に失点を喫したホームチームはその後、ボールを支配して再三にわたって攻め込む。アペルカンプの右からのクロスが決定機をもたらしたが……得点に至らず。
田中は64分に投入される。アンカーの位置に入り小気味よく正確なパスとキックを散らして、チームの中心として機能する。大きなサイドチェンジから、アペルカンプの決定的なシュートももたらす。さらに田中本人もゴール前でボレーまで持ち込んだものの枠を捉え切れない。
シュート数ではデュッセルドルフから見て21本対15本(枠内は4本対7本)と攻めたものの、ゴールを割れなかった。
デュッセルドルフは年明け2連敗。14位から順位を上げられず、3部降格圏も目の前に迫る。田中には精度の高いプレーと巧さをベースに、自ら試合を決定づける力強さこそ求められてきそうだ。
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[文:サカノワ編集グループ]