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【日本代表】川崎の脇坂、浦和の江坂、そして…FC東京DF長友が技術と強さを感じた国内組の中盤3人とは?名古屋MF相馬勇紀の進化にも唸る

流通経済大との練習試合に臨んだ日本代表候補の長友佑都。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

約20歳年の差チェイス・アンリとの対話を重ね、「青春に戻りました」。

 サッカー日本代表の候補者合宿最終日の1月21日、長友佑都(FC東京)が流通経済大学との練習試合(〇7-0)を終えたあと、オンラインによる取材に応じた。初対面となる選手も多いなか、彼らがすぐ持ち味を発揮できるように配慮し、今後につながる5日間のキャンプになったと手応えを得ていた。

「初めてだった若い選手がたくさんいましたし、僕自身、国内組の合宿に参加したのは初めてで、すごく刺激的でした。ギラギラした選手たちをたくさん見られて、すごく楽しく、刺激をもらいました」

 そうしたなかで“発見”を問われた35歳の左サイドバックは、「たくさんありますけれど、Jリーグで活躍しているだけあって、中盤の(脇坂)泰斗、江坂(任)、稲垣をはじめ、すごく落ち着いたテクニックのある選手たち、そして球際も戦えると思いました」と、最後の流通経済大戦でともに戦った中盤3人の選手を評価していた。

 そして左サイドでは長友と東京オリンピック代表MF相馬勇紀のコンビネーションが機能。縦に仕掛けられるドリブラーとのセットは今後、オプションになるかもしれない。

運動量が多くて、守備も攻撃もできて、仕掛けも何度もできる。全てレベルが高く、さらに上がってきている。彼の意識なども見ていて、『伸びるな』と思わせてくれます」

 また、トレーニングパートナーとして帯同した尚志高校のDFチェイス・アンリへの声掛けなど話題を集めた。

「初めて来た若い選手は正直、怖さや不安もあったと思います。だからこそ、ベテランの選手が受け入れたり、笑いを作ったり、そうやって彼らの能力を最大限に発揮できる環境を作り出すのが、僕らの役目だと思っています。

 話もたくさんできて、アンリとは20歳ぐらい近く年齢が違うので、最近の高校生が何を考えているのか、何が流行っているのか、いろいろ話せて面白かったです。楽しかったです。青春に戻りましたよ!」

 刺激を受けたという長友がこのあと、中国&サウジアラビアという重要なホーム2連戦に挑む!

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[文:サカノワ編集グループ]

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