【日本代表への推薦状】左利きの大型DF伊藤洋輝がドイツで劇的弾の起点に!シュツットガルトでレギュラーの座を掴む
LEVERKUSEN, GERMANY - FEBRUARY 12: Hiroki シュツットガルトの伊藤洋輝。 (Photo by Christof Koepsel/Getty Images)
ウニオン・ベルリンとドロー。遠藤航も85分までプレー。
[ブンデス1部 26節] ウニオン・ベルリン 1-1 シュツットガルト/2022年3月12日15:30(日本時間13日23:30)/アルテ・フェルステライ
ドイツ・ブンデスリーガ1部のウニオン・ベルリン対VfBシュツットガルトの一戦は1-1で引き分けた。ウニオンの日本代表MF原口元気は新型コロナウイルスの陽性判定を受けたため欠場。一方、シュツットガルトの日本代表MF遠藤航は4-3-3のインサイドハーフで85分まで、伊藤洋輝はセンターバックで先発フル出場した。
初の日本代表入りなるか――。注目されるのが、シュツットガルトの伊藤だ。ジュビロ磐田から移籍した今季(期限付き→完全移籍に切り替え)、当初はセカンドチームでの登録予定だったが、主力不在のなかキャンプでチャンスを掴みトップチーム入り。そのままレギュラーの座を掴み、これまでリーグ22試合・1得点を記録している。そのうち19試合が先発出場だ。
センターバック、ストッパー、または左サイドバックでプレー。最近2試合は4バックの左CBに入っている。
188センチある高さと強さを生かした守備に加え、ビルドアップの始点となれる技術やロングレンジに蹴り込めるキック精度が高く評価されている。
今回のウニオン戦では、0-1で迎えた90分、素早い左サイドへのパスで起点となって、サーシャ・カライジッチの劇的同点弾につなげてみせた。
そしてサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)は今月末、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のラスト2連戦に臨む(24日オーストラリア戦/アウェー、29日ベトナム戦/ホーム)。そのメンバーが3月16日に発表される予定だ。
ユース日本代表では、キャプテンを務めた経験もある。そして現在、22歳にして大きく飛躍を遂げる伊藤の初のフル代表入りはあるのか!?
シュツットガルトは16位と低迷しているものの、常にプレーしている遠藤とのコンビをそのまま代表にも活用できるなどメリットもある。また今後の様々な展開を想定すると――一度は呼んでおきたいタレントだ。
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[文:サカノワ編集グループ]