×

まん延防止措置延長、当面「2万人以下」で開催へ。NPB・Jリーグ新型コロナウイルス対策連絡会議

天皇杯の準決勝・決勝は入場制限なしで行われた。しかしJリーグは開幕から再び入場制限ありに…。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

新規入国の条件緩和を求め、プロ野球はスポーツ庁を窓口に交渉。

「第48回 NPB・Jリーグ新型コロナウイルス対策連絡会議」が2月7日に行われた。オミクロン株による感染状況などが報告されたあと、NPBの斉藤惇コミッショナー、Jリーグの村井満チェアマン、専門家チームの賀来満夫氏(東北医科薬科大医学部)、三鴨廣繁氏(愛知医科大大学院)、舘田一博氏(東邦大医学部)によるオンラインの合同記者会見が行われた。

 Jリーグは12日に「FUJI FILM SUPER CUP」川崎フロンターレ対浦和レッズ戦を行い、18日の川崎対FC東京戦で開幕を迎える。村井満チェアマンによると、シーズンスタートを控え、感染状況の報告を受けたなか検査体制のあり方について、NPBとJリーグから情報を提供し、専門家チームから意見を受けたという。同チェアマンは「基本的な対策は変わりませんが、オミクロン株に合わせた機動的対応をしていくことを改めて確認しました」と語った。

 首都圏・都市圏など13都県で、「まん延防止等重点措置」が当面3週間延長される件について、村井チェアマンは「年末は収束が見え、入場制限なしでのお客様を迎える準備を進めていました。こうした状況ですので、機動的な社会の要請に基づきながら変更せざるを得ない状況です。(各自治体への)『安全計画』を提出するうえ、前提で2万人が前提になってくるのではないかと思っています」と話した。

 また、NPBの斉藤コミッショナーは、来月5日・6日に予定されている侍ジャパン対台湾(チャイニーズ・タイペイ)戦、そして新規契約を結んだ外国籍選手、それぞれの入国に向けて、「改善について努力しています」と報告。政府の水際対策によりJリーグでも同じ問題を抱えているが、NPBはスポーツ庁を窓口に、資料をまとめ対策案なども提出し交渉中ということだ。

【注目記事】
浦和レッズへ移籍!?ゴイギンガーの噂にLASK監督が言及「価値ある重要な選手であり…」。現地メディアに“誤認”情報も

胸部強打の長谷部誠が病院で一夜を過ごし、フランクフルトへ移送

絶好調、旗手怜央が今度は左足クロスで先制弾アシスト。セルティック、マザーウェルから怒涛のゴールラッシュ

[文:塚越始]

Ads

Ads