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胸部強打の長谷部誠が病院で一夜を過ごし、フランクフルトへ移送

シュツットガルト戦、フランクフルトの長谷部誠がトラップと交錯。(Photo by Christian Kaspar-Bartke/Getty Images)

少なくとも骨折は確認されず、より詳しい精密検査を実施。

[ブンデスリーガ 21節] シュツットガルト 2-3 フランクフルト/2022年2月5日15:00(日本時間23:00)/メルセデス・ベンツ・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトは2月6日、VfBシュツットガルト戦で負傷交代した長谷部誠について、クラブ公式サイトで「数週間離脱することになる」と発表した。

 フランクフルトが3-2と1点リードで迎えた終盤、相手フリーキックのハイボールに対し、GKケビン・トラップと長谷部が味方同士で交錯。トラップの膝が、長谷部の胸を強打してしまった。

 倒れ込んだ日本代表としてワールドカップ3大会連続出場中のリベロはすぐドクターを呼んだ。そして治療を受けたあとようやく立ち上がって歩行はできたものの、非常に苦しそうにしていて、交代を余儀なくされた。

『ビルド』によると、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督は試合後の記者会見で、肋骨を骨折した可能性を示唆。そして38歳の鉄人はシュツットガルトの病院で安静に努め、一夜を明かした。また、マルクス・クレシュ・スポーツダイレクター(SD)は6日朝に長谷部と連絡を取り、痛みは幾分和らいだとの声を聞けたと言い、少なくともその段階で骨折など確認されなかったということだ。

 クラブによると、長谷部は6日、フランクフルト大学病院に移送されたとのこと。そこでより詳しい精密検査を受ける。

 この試合では、鎌田大地も負傷により欠場している。フランクフルトは苦しみながらもリーグ2連勝を果たし、9位に浮上している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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