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【浦和】FC東京戦へリカルド監督、松木玖生を警戒「インサイドハーフのプレスと飛び出しが重要なポイント」

FC東京の松木玖生(新体制発表会より)。(C)F.C.TOKYO

新加入シャルクもメンバー入りか「攻撃にオプションをもたらしてくれる」

[J1 9節]FC東京 – 浦和/2022年4月10日14:00/味の素スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が4月9日、オンラインによる取材に応じて、翌日のFC東京戦に向けて抱負を語った。

 アルベル監督の就任したFC東京とは今季初めて対戦する。消化した試合数が異なるものの、現在3ポイント差。ここで勝利を収め、再び上位への挑戦権を掴みたいところ。

「(FC東京の印象について)いい動きをするチームだと思います。4-3-3をベースに、いいウイング、それにシュート力のあるディエゴ・オリヴェイラがいて、インサイドハーフが飛び出したり、サイドバックが前線に現れたりします。実行しようとするサッカーのスタイルにあった選手が揃っていると思います」

 そのようにFC東京の印象を語る。また青森山田高校から加入したルーキー松木玖生について問われると、次のように語った。

「ディエゴ・オリヴェイラやアダイウトンが非常に目立つFC東京ですが、私はインサイドハーフのプレスと攻撃時の前線への飛び出しが非常に重要なポイントだと感じています」

 リカルド・ロドリゲス監督がそのFC東京の前線に対し、どのような策略を立てて臨むのか。この試合のあとACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)でタイへ向かうため、勝って勢いをつけたい。

 また、元U-21オランダ代表のアレックス・シャルクが加わった。指揮官は「攻撃にオプションをもたらしてくれる選手。トップ、トップ下、ウイングと複数ポジションをこなせます。キャスパー(ユンカー)に疲れや違和感が出た時のことを考え、選手層を厚くするため獲得しました。層が厚ければ、例え3人ほどが離脱したとしても、チーム力が低下することはないと思います」と期待を寄せていた。

 FC東京戦、シャルクのベンチ入りはあり得そうだ。

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[文:塚越始]

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