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埼スタ最寄り駅、浦和美園駅の臨時口にホームドア設置

埼玉スタジアムへのアクセス改善なるか。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

帰宅時の入場制限が解消へ。

 埼玉高速鉄道株式会社は、浦和美園駅の臨時ホームにホームドアを設置し、浦和レッズのホームゲームでは4月9日のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ3節の全北現代モータース戦の輸送時から利用開始すると発表した。

 埼玉高速鉄道は開業時から全駅にホームドアを設置。2020年の東京オリンピック・パラリンピック・サッカー競技の最寄駅である浦和美園駅の安全性をさらに高めるため、今回のホームドア設置に至った。

 浦和美園駅臨時ホームのホームドア設置により、埼玉スタジアムでの試合観戦後、階段を上らず東口駅前ロータリーから臨時改札口を使用して平面移動で帰りの乗車が可能になる。これまでのような入場制限はなくなる見込み。

 同臨時ホームの利用は、2019年4月8日からの平日(学校の学期期間中)の午前 8:00~9:00、また4 月9日からのサッカー試合の輸送時。

 同駅の通常のホームは、ホーム前後二箇所にしか階段がなく、しかも狭く(中央にエレベーター)、埼玉スタジアムの試合前の降車時に常に階段付近で大渋滞が発生。人が必然的に限られた階段付近に殺到するため、特に小さな子供連れやお年寄りにとっては危険で、多くの観戦者から不満の声が寄せられていた。

文:サカノワ編集グループ

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