泥沼9試合未勝利&最下位の大宮、霜田正浩監督の進退は?「何回殴られても立ち上がる」
霜田正浩監督(写真は山口時代)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
甲府戦、新里亮のゴールで先制したものの――。
[J2 9節] 大宮 1-3 甲府/2022年4月9日14:00/NACK5スタジアム大宮
J2リーグ9節、大宮アルディージャがヴァンフォーレ甲府に1-3で敗れ、開幕から9試合未勝利、最近3連敗で3分6敗の勝点3のまま最下位脱出はならなかった。
大宮は19分に新里亮のゴールで先制しながらも、前半のうちに長谷川元希のゴールで追い付かれる。さらに48分、63分とミスも突かれブルーノ・パライバに2点を決められ、結局1-3でホームゲームを落とした。
大宮の霜田正浩監督は試合後のフラッシュインタビューで、「サポーターに悔しい思いをさせてしまっていることが、一番悔しいです。それでも応援してくれて今日もいい雰囲気を作り出してくれました。最高のサポーターです。それに見合うチームにならなければいけないと思います」と語った。
「(試合前は?)自信を持って戦うことがなかなかできないなか、ファイティングポーズを取り続けないといけない。そのなかで、サッカーの仕組みと球際に負けないところと、どうやって勝つかにこだわりながら、気持ちを全面に出そうという話をしました」
「(試合後にどんな声を掛けたか?)本当にサポーターに申し訳ないので、何回殴られて倒れても必ず立ち上がれと伝えました」
必然的に指揮官の進退問題も浮上してきそうだ。大宮は先日、霜田体制で戦い続けることを強調していた。今季の目標設定が次第に曖昧になるなか、確かに一つ噛み合えばV字回復もあり得そうだが、クラブはどのような判断を下すのか。
大宮は次節4月16日、再びホームでジェフユナイテッド市原・千葉と対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]