相模原が高木琢也監督を解任。「貴方もジャーナリストならば」と連敗中の記者会見で苛立つ場面も…
高木琢也氏。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
武石康平ヘッドコーチも辞任。4連敗のあとYS横浜とドロー、5試合勝ち星なしでJ3リーグ15位に低迷。
[J3 7節] 相模原 0-0 Y.S.横浜/2022年5月19日19:03/相模原ギオンスタジアム
J3リーグのSC相模原は5月20日、高木琢也監督を解任したと発表した。また、武石康平ヘッドコーチも辞任した。延期分のY.S.C.C.横浜戦ではスコアレスドローに。リーグ戦4連敗でストップしたものの5試合勝ち星なし。試合展開もシュート5本対10本と押し込まれた。
J3リーグに降格した今季、1年でのJ2復帰を目指していたが、これまで2勝1分5敗(5得点・11失点)で18チーム中15位と低迷していた。
試合内容は悪くなかったものの0-2で落とした15日のアウェーでのFC岐阜戦後の記者会見では、高木監督は丁寧に一つひとつの質問に詳しく具体的に答え、選手への期待なども語っていた。しかし失点の要因や責任を問われた際、指揮官が「失点を紐解けば何か問題があるように思われます。しかし中には紐解けない問題もあります。それは貴方もジャーナリストであれば分からないといけない」と記者に対して指摘し、逆に意見を求める場面もあった。
そのあと、高木監督はピッチに立って戦う選手たちを誰よりも信頼していると強調していた。
ただし続くY.S.横浜戦でも結果を残せず、負のスパイラルを抜け出すことはできなかった。
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