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【浦和】藤原優大が相模原に育成型期限付き移籍。「高木監督から強い要望」

相模原への期限付き移籍が決まった浦和の藤原優大。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

今シーズン末まで、「大きく成長して浦和レッズに帰ってくることが目標」。

 J1リーグの浦和レッズは6月28日、DF藤原優大(FUJIWARA Yudai)がJ2リーグのSC相模原に育成型期限付き移籍することが決まったと発表した。期間は7月1日から2022年1月31日まで。その間、藤原は浦和レッズと対戦する全ての公式戦に出場できない。

 藤原は2002年6月29日生まれ、青森県出身の18歳。180センチ・74キロ。これまでのキャリアは、リベロ津軽S.C. ― 青森山田中学校 ― 青森山田高校 ― 浦和 ― 相模原。プロ1年目の今シーズンは、ルヴァンカップ2試合に出場していた。また、U-19日本代表候補にも選ばれてきた。

 藤原は次のように、浦和を通じてコメントしている。

「このたび、SC相模原に育成型期限付き移籍することとなりました。ルヴァンカップの2試合で浦和レッズのユニフォームを着てプレーできて心から誇りに思っています。ただ、プロの世界は自分が思っていた以上に厳しい世界で、なかなか上手くいかず、プレーする機会は限られていました。

 SC相模原でも厳しい競争がありますが 、1試合でも多くプレーするために、常に自分と向き合い、個人の成長とチームの勝利に全力で貢献します。また、プロサッカー選手として、人として、大きく成長して浦和レッズに帰ってくることが自分の目標です。

 そして、 浦和レッズのファン・サポーターの皆さんに成長した姿を見てもらい、浦和レッズを世界的なクラブにできるよう な選手になります。SC相模原で結果を残して、浦和レッズに帰ってきます」

 また、西野努テクニカルダイレクター(TD)は今回の移籍について、次のように説明している。

「チームの成長や発展と、選手個人の成長をともに追求していくため、クラブとして今回の決断をしました。10代から20歳過ぎまでの選手にとって成長スピードを上げるために最も重要なことは、真剣勝負の試合経験を数多く積むことです。

 藤原選手にとって今のベストな環境は何か、という観点で、育成型期限付き移籍の形をとることになりました。

 SC相模原の高木監督からも今回強い要望がありましたので、新たな環境の中で出場機会を数多く勝ち取ってくれるという期待をもって選手をお預けしたいと考えています。成長して戻ってきて、今後の浦和レ ッズの戦力となってくれることを強く望んでいます」 

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[文:サカノワ編集グループ]

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