クロップがモナコ移籍の日本代表MF南野拓実に感謝とエール「リバプールに戻った時、100%歓迎される」
南野拓実。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「モナコで素晴らしいキャリアを送るでしょう」
イングランド・プレミアリーグ リバプールFCのユルゲン・クロップ監督がこのほど、2022-23シーズンへのチーム始動に伴うクラブ公式インタビューで退団した3選手に改めて感謝とエールを送った。
ASモナコに完全移籍した南野拓実は、リバプールで2020年1月から2年半プレー。移籍1年目にプレミアリーグ制覇、そして今季のFAカップとカラバオカップの2冠獲得に、両コンペティションでチーム最多スコアラーとして貢献した。
『リバプール・オフサイド』によると、クロップ監督は「タキはこのチームに長く在籍していなくても、私たちがやってきたことに、みんなと同様に影響を与えてくれました。彼のお陰で、いくつものトロフィーを獲得しました。彼が冬に来て一緒にリーグチャンピオンになり、国内カップも勝ち獲りました、彼なしでは勝てませんでした」と、南野の貢献について語る。
そして指揮官は“Taki”がモナコできっと活躍するはずだと“太鼓判”を押す。
「モナコは良いクラブで、彼はそこで素晴らしいキャリアを送るでしょう。彼が戻ってきた時、100パーセントで歓迎されるでしょう。本当に、ファンタスティック・パーソンでした」
そのように南野の未来へ、大きな期待を寄せていた。
同時にクロップ監督はリバプールの新シーズンスタートに向けて、「選手が去り、新たな選手が加わり、今は新しいチームにとても興奮しています」と意欲を漲らせている。
【注目記事】
・リバプール南野拓実がブラジル代表の同僚アリソンを「世界一のGK」「弱点がない」。日本代表として対決、ゴールを狙う