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20億円用意…なぜアレクシス・サンチェスは神戸のオファーを拒否したのか?

アレクシス・サンチェス。(Photo by Alessandro Sabattini/Getty Images)

インテルは“手切れ金”で契約満了にするプランを用意か。

 イタリア・セリエAに所属しているチリ代表FWアレクシス・サンチェス(ALEXIS SÁNCHEZ)がこのほど、J1リーグのヴィッセル神戸からオファーを受けていたものの「拒否」していたという。チリメディア『TNTスポーツ』が7月5日、6日に報じた。

 インテルで出場機会を得られず、昨季はリーグ27試合・5得点と振るわず。33歳のサンチェスは新シーズンの放出要員となっている。そして神戸、さらに中国のクラブからオファーがあったという。「彼らは1400万ユーロ(約19億4000万円)を喜んで支払う」というものの、いずれも拒否。さらにトルコ1部ガラタサライJKも粘り強く打診を続けてきたが、こちらにも“ノー”を突き付けた。

 とりわけ、元チームメイトであるアンドレス・イニエスタのいる神戸からのオファーは“魅力的”だったそうだが――。

 しかし、サンチェスはあくまでもヨーロッパ主要リーグでの戦いを優先させたい意向だ。年齢的にも、もう一花咲かせるラストチャンスとも言えるだけに、インテルの7番は、時間をかけてじっくり状況を見極めている。

 ただしあと1年契約を残すインテルは、400万ユーロを支払うことで契約満了にする用意があるとのこと。これで750万ユーロ(約10億円)は節約できるというのだ。

 もしも、そうしてフリートランスファーになれば……移籍金を“節約”できることになり、再び日本からのオファーもあるか?

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