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バルセロナのラポルタ会長、レヴァンドフスキへのオファー“明言”「ポジティブな回答を待っている」

バイエルンのロベルト・レヴァンドフスキ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

バイエルンは後継者の獲得に苦戦。

 スペイン1部FCバルセロナのジョアン・ラポルタ会長が7月7日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘンに所属しているポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(Robert Lewandowski)に正式オファーを出していることを認めた。現在クラブの最優先事項として交渉に臨んでいる。

『スカイ』によると、ラポルタ会長がDFアンドレアス・クリステンセンの加入記者会見の席で質問を受けて、次のように答えたという。

「私たちはFCバイエルンにレヴァンドフスキとの契約を申し入れました。彼らの回答を待っているところで、それがポジティブなものであることを願っています」

 さらに同会長は「私はこの公の場で、レヴァンドフスキが私たちに加わろうとしてくれていることに感謝を申し上げたいです」と、直接ラブコールを送っている。

 すでにこの移籍の噂は4月の段階で浮上。5月13日にはドイツのサッカー専門誌『キッカー』が、レヴァンドフスキはバイエルンに2021-22シーズン限りで退団したいと意思を伝え、一方、バルサから水面下で3年契約の打診を受けていると報じていた。

 ただその後、バイエルンはこの移籍について、交渉をストップさせてきた。

 33歳のストライカーはブンデスリーガ34試合・35得点を記録し、5シーズン連続の得点王に。欧州チャンピオンズリーグ(CL)でも13ゴールを決めるなど、その破壊力は変わらず。ブンデスリーガ10連覇の偉業も達成した。

 バイエルンとの契約は2023年6月までで、あと1年を残すのみ。ただドイツ王者はレヴァンドフスキの後継者の獲得に苦しんでいる。クラブの最大の功労者の一人でもあるだけに、そのピースさえ埋まれば、快く送り出したいはずだが――。

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