【ブンデス開幕】誕生日の鎌田大地はベンチ、長谷部誠が途中出場。バイエルン、マネ初得点など6ゴールでフランクフルト粉砕
バイエルンでのリーグデビュー戦で初ゴールを決めたマネ。 (Photo by Matthias Hangst/Getty Images)
ドイツ代表ムシアラがドッペルパック、長谷部失点に絡む。
[ブンデス1部 1節] フランクフルト 1-6 バイエルン/2022年8月5日20:30(日本時間6日3:30)/ドイチェバンク・パルク
ドイツ・ブンデスリーガの2022-23シーズン開幕ゲーム、リーグ10連覇中のバイエルン・ミュンヘンがアイントラハト・フランクフルトから前半だけで5ゴールを奪うなど、アウェーにて6-1で勝利を収めた。フランクフルトの長谷部誠は82分から途中出場。この日が26歳の誕生日だった日本代表MF鎌田大地はベンチで過ごした。
絶対王者バイエルンは、スーパーエースのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキがFCバルセロナに移籍。一方、リバプールFCから獲得したセネガル代表FWサディオ・マネがさっそくこの試合で先発。そこが噛み合うかが最大の注目点となった。
すると開始5分、ドイツ代表MFヨシュア・キミッヒが意表を突く直接フリーキックで先制。その後は幅を使って攻めたいフランクフルトに対し、ドイツ代表のセルジュ・ニャブリ、トーマス・ミュラー、ジャマル・ムシアラ、そしてマネとFWが4人並ぶような王者の新たな前線が、中央から人数をかけて攻め込み暴威を振るう。
右SBの立ち位置でスタートしたベンジャマン・パヴァールが攻撃に加わり2点目! そしてマネの加入初ゴール、さらにムシアラ、ニャブリと、異なる選手がゴール。前半だけでシュート17本を放って、5-0と早くも試合を決定づけた。
後半開始から3人を入れ替えたフランクフルトは、中央のスペースを埋めて対策。そして新加入のランダル・コロ・ムアニが持ち味のスピードを生かして、GKマヌエル・ノイアーへのプレスからボールを奪い1点を返す。
82分、最後5枚目の交代カードで長谷部がリベロに入る。しかし83分、中央の攻略からプレスを交わされ、ムシアラに2点目の“ドッペルパック”を決められてしまった。
まさかの大差に――。試合は6-1でバイエルンが勝利を収め、11連覇に向けて完璧なスタートを切った。
4日前のDFBカップ1回戦1.FCマクデブルク戦で2得点を決めていた鎌田は26歳のバースデーゲームだったが、出場の機会を得られなかった。
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